ソ・イングク「新しい一面を見せていけたら」 8年ぶりの主演映画「パイプライン」インタビュー&特別映像
2022年2月1日 16:00

「マルチュク青春通り」「江南ブルース」のユ・ハ監督がメガホンをとった「パイプライン」で、8年ぶりに映画に主演するソ・イングクがインタビューに応じた。あわせて、映画のあらすじを先取りできる特別映像も披露された。
送油管に穴を開けて石油を盗み転売する特殊犯罪「盗油」を、韓国映画で初めて正面から取り上げ、本国公開前から大きく話題を集めた本作。イングクは、犯罪組織のリーダーを担う最高峰の穿孔(せんこう)技術者、通称“ピンドリ”を演じる。

イングクは8年ぶりの復帰作となった本作について、「台本がすごく面白かったです」と語る。「何度も修正されたんですが、監督が僕にも意見を言わせてくれて、一緒になって作っていく作業がとても楽しかったです」と振り返る。そして、「(演技についても)任せてもらえることも多かったですし、感情を表現するシーンでは、“君が今までやってきたのとは違う表現が見たい”とおっしゃって、数テイク撮ったものもあります」と明かした。
キャラクターづくりに関しても「ピンドリは高級ブランドのスーツやスポーツカー、高級時計を好むキャラクターです。でも底辺で生きてきたという雰囲気からは逸脱しないようにするというのが面白い作業でした」と話す。「着飾るけどヒゲのそり残しがあるとか、肌のキメが荒いとか、眉毛を整えていないとか。他の人は気づくかもしれないし気づかないかもしれないし、僕にしかわからないディテールです」とこだわりを明かし、「もし気づいてもらえたらありがたいですね」とコメントした。

さらに今後は、「前の作品で演じたキャラクターが垣間見えないようにしたいです」と話す。「1人の人間が表現することなので、すごく難しいですけどね。これからも悩んだり勉強したりすると思いますが、引き続き新しい一面を見せていけたらいいなと思っています」と語る。最後に、日本のファンに向けて「映画でお目にかかるのはとても久しぶりで、そのせいか緊張していますし、ワクワクもしています。楽しくご覧いただければ幸いです」とメッセージを寄せた。
映像には、イングク扮する“ピンドリ”が、仲間とともに盗油計画を実行する様子が収められている。穿孔技術者のピンドリ、溶接工のチョプセ、設計者のナ課長、掘削係のビッグショベル、監視役のカウンター、そしてイ・スヒョク演じる大企業の後継者ゴヌ。一攫千金を夢見て集まった6人が、命がけで作戦に挑む姿が映し出される。果たして盗油師のチームプレーは実を結ぶのか、結末に期待が高まる。
このほど、オリジナルグッズの発売も決定。2月4日から全国の上映劇場にて、エコバッグ(税込1650円)、スライドミラー(税込1350円)などが発売される。2月18日からはクロックワークス公式通販サイト(https://www.klock-store.com/)でも受注が開始。通販サイトで3000円以上購入すると、イングクの限定ブロマイドがもらえる。
「パイプライン」は2月4日よりシネマート新宿ほかで全国ロードショー。
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