「新聞記者」米倉涼子、綾野剛、横浜流星、藤井道人監督が撮影裏話を語る! スペシャル映像披露
2022年1月21日 18:00

米倉涼子が主演し、綾野剛、横浜流星が共演したNetflixオリジナルシリーズ「新聞記者」のスペシャル映像(https://youtu.be/OSVb6b88oUM)が披露された。米倉、綾野、横浜、そして映画版に続いて本作でもメガホンをとった藤井道人監督が撮影秘話を語っている。
2019年6月に劇場公開され、大きな話題を呼んだ映画「新聞記者」。Netflix版では、キャストを一新して全6話のドラマとして新たな物語を紡ぐ。“新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞社会部記者・松田杏奈役を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役を横浜がそれぞれ演じた。本作は1月13日にNetflixで配信開始となり、配信直後の週末から「Netflixの日本における今日の総合TOP10」で第1位にランクイン。SNS上でも反響を呼んでいる。
映像では、米倉、綾野、横浜、藤井監督が3つのシーンを一緒に見ながら、撮影を振り返る。1つ目のシーンは、米倉扮する新聞記者の杏奈と、横浜演じる就活生の亮が初めて出会う場面。米倉は役に入り込んだ自分を見て、「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と驚いた様子を見せる。そして、杏奈の「声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う」というセリフの裏話も披露。藤井監督と実際の新聞記者に取材をした際、「新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた“声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来た」と明かす。
2つ目は、Netflix版で新たに加わった横浜演じる亮の就職活動中のシーン。横浜は、「藤井監督が描きたかった“一般市民”の目線を任せてもらったんですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」と見どころを語る。綾野は、亮の「なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ」というセリフを聞いて、「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」とコメント。藤井監督は、「大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になるっていうこと。それに対する彼(亮)の無関心さの対比が出るなと思って」とセリフに込めた真意を明かしている。
3つ目は、綾野演じるエリート官僚・村上が、ユースケ・サンタマリア扮する豊田に抑えていた感情を爆発させるシーン。綾野は、「こんなに頭を下げるのって大変なんだなと。どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と語る。村上から絞り出される「申し訳ありません」というセリフは「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました」と振り返る。そして藤井監督に「たくさん撮りましたよね」と語りかけ、何度もテイクを重ねたことを明かした。映像では、撮影の貴重な裏側が語られるとともに、4人の仲睦まじい様子も収められている。
Netflixシリーズ「新聞記者」は全世界独占配信中。
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