ジョージ・ルーカスとキャスリーン・ケネディにPGA賞功労賞
2022年1月19日 11:00

第33回アメリカ製作者組合(PGA)賞で、ルーカスフィルムを率いたジョージ・ルーカスとキャスリーン・ケネディに、功労賞にあたるマイルストーン・アワードが授与されることが明らかになった。
マイルストーン・アワードは、映像業界に影響を及ぼした人物および団体に授与されるPGA賞最高の栄誉とされ、これまでにウォルト・ディズニー、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、最近では、Netflixのチーフ・コンテント・オフィサーを務めるテッド・サランドスなど、錚々たる顔ぶれに授与されている。
ルーカスは1971年に製作会社ルーカスフィルムを設立し、「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」といった人気シリーズをはじめ、「アメリカン・グラフィティ」「ウィロー」「タッカー」などを製作。2012年に米ウォルト・ディズニーに同社を売却したあとは、ルーカスが後任に任命したケネディがルーカスフィルムの指揮を執り、「スター・ウォーズ」の新3部作や「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などの映画、スピンオフドラマ「マンダロリアン」などを手がけている。
今回の発表に伴い、ルーカスは声明を発表。「マイルストーン・アワードを受賞することは、生涯にわたって物語に命を吹き込むために取り組んできたすべてのことを祝福することを意味します。具体的には、ビジネスのバランスをとりながらクリエイティビティを守ること、思い描いたことをリアルに描くために技術革新を推し進めること、そして、多くの場合、まっさらな状態から仕事を立ちあげることを意味します。友人であり、プロデューサー仲間でもあるキャスリーン・ケネディと一緒にこの賞を受賞することは、私たちの共同作品と個別の作品をより意義あるものにしてくれます」とコメントした。
一方のケネディも、「ストーリーテリングだけでなく、想像力を解き放つ技術革新によって、若い映像作家をまるごとインスパイアしたジョージ・ルーカス氏とこの賞を供給できることを大変光栄に思います」と述べている。
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