町田啓太を主人公に想定した漫画大賞作品をドラマ化! ヘタレな孫とパワフルな祖母の入れ替わり物語、2月2日放送スタート
2022年1月13日 06:00
町田啓太を主人公にした漫画とドラマを製作するドキュメンタリープロジェクト「僕を主人公にした漫画を描いてください! それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」の大賞が、大盛のぞみ氏の「ダメな男じゃダメですか?」に決定。同作のドラマ版が2月2日からテレビ東京で放送され、町田をはじめ、宮崎美子、深川麻衣、加藤清史郎が出演する。
本企画は、テレビ東京と、漫画中心の電子書籍配信サイト「めちゃコミック」が共同開催したもの。企画の全貌を追うドキュメンタリー「僕を主人公にした漫画を描いてください! それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」(毎週水曜深夜1時から放送中)の1月12日の放送回で、「ダメな男じゃダメですか?」が大賞に選ばれたことが発表された。東京で偽りの人生を送る見栄っ張りな大学生と、田舎暮らしのパワフルなおばあちゃんが入れ替わるコミカルなストーリーを通して、「自分を偽らなくても、ありのままで生きて良い」「人間誰しも必ず光るものがある」という力強いメッセージを伝えていく。
主人公・田町権太は子どもの頃から、周りに影響されやすく流されやすい性格だった。大学生となり就活に失敗した権太は、SNSの投稿がバズったことで、SNSの世界にのめり込んでいく。そんな権太を心配した田舎の母は、祖母カツヨに様子を見てきてほしいと頼む。東京で権太の情けない姿を見たカツヨが、孫に強烈な鉄拳をお見舞いすると、ふたりの中身が入れ替わってしまう。
自分を偽るヘタレ青年・権太を演じる町田は、「もちろん権太とカツヨの入れ替わり劇も注目して頂きたいポイントですが、原作者の大盛さんが僕になったらやってみたい……かもしれないことを盛り込んでくださったと聞きました。そして僕のふるさとの言葉を僕が話すのも聞いてみたいと。まだ出会ったことのない自分に出会えそうだと見事に挑戦心をくすぐられました」と意気込む。さらに、「癖の強い愉快な物語になっています。初めてこんなにも作品づくりに深く関わらせてもらえたので、普段あまり言いませんが敢えて言わせて頂きます。絶対見てください」とアピールした。
宮崎が権太と入れ替わり、やがて彼の姿で破天荒に暴れていくカツヨを演じる。深川はいつも権太を気にかける学生時代からの彼女・葛西真央、加藤は権太の大学時代のバイト仲間で、権太を慕う後輩・中野奏助に扮した。
「ダメな男じゃダメですか?」は、2月2日からテレビ東京ほかで毎週水曜深夜25時に放送(なお2月2日、9日、16日のみ、通常より10分遅れの深夜25時10分スタート)。Paravi、Amazon Prime Videoでも配信される。原作は「めちゃコミック」で第8話まで配信中で、7月6日まで第1~4話が無料。キャスト陣と原作者・大盛氏のコメント(全文)は、以下の通り。
田町権太は「周りから見た自分像」を意識するあまり、見失ってしまった本来の自分を探している人物なんだなと思いました。彼の極端な変化を楽しみながらしっかりと演じていきたいと思います。
もちろん権太とカツヨの入れ替わり劇も注目して頂きたいポイントですが、原作者の大盛さんが僕になったらやってみたい……かもしれないことを盛り込んでくださったと聞きました。そして僕のふるさとの言葉を僕が話すのも聞いてみたいと。まだ出会ったことのない自分に出会えそうだと見事に挑戦心をくすぐられました。
宮崎さんが演じられるカツヨは豪快さとチャーミングさの混在が素敵だなと思い、そこを表現していくのが課題だと感じました。なのでお会いした瞬間からできる限りの情報交換をさせてもらいました。撮影が終盤になってもずっと続けています。たまにやりたい放題に僕がカツヨを演じるので謝ってばかりですが、笑って包み込んでくださる宮崎さんのお人柄に救われています。
癖の強い愉快な物語になっています。初めてこんなにも作品づくりに深く関わらせてもらえたので、普段あまり言いませんが敢えて言わせて頂きます。絶対見てください。平日の深夜にひっそりと笑ってもらえたら嬉しいです。
入れ替わりものは初めてなので、楽しい挑戦ができると思いました。町田さんも素敵ですし。台本を読んで、また、同時に漫画も見て、これをやるのか!?と、衝撃を受けました。思ったよりも個性的なおばあちゃんだったので、少し不安もありました。というのは、漫画原作があるものはどうしても、原作と実写で比べられるので、頑張らなくてはと、思いました。実際、撮影していきますと、入れ替わった後の方が分量が多いので、元のばあさん役に戻るとすごく楽なんです。また、田町という青年はSNSの中で虚構の自分を作っているので、最初は、その感じを理解するのが難しかったです。でも、聞いてみると、実際に、そういう風に本当の自分と、SNSとで違う自分を演じている人もいるそうで……。
このドラマは登場人物は少ないですが、それぞれのキャラクターがとても立っていて、分かりやすく楽しめます。カツヨばあちゃんは、実際の家族にいたらちょっと厄介な感じもしますが、正直で気持ちのいいキャラなんです。遠い親戚とか、近所のおばあちゃんくらいでちょうど良い感じですが。ハチャメチャなところもあって、笑って見ていただけるのですが、一方で本来の自分とは何か? 自分に嘘をついて生きてないか、それで良いのか?なんて考えてみる機会にもなるお話です。ちょっと深い時間ですが、町田さんがおばあちゃんなんですよ。見逃したらもったいないです。
田町とカツヨをはじめ、登場人物みんながとてもチャーミングで愛おしく感じられるお話で、台本を読みながら思わずニヤニヤしてしまいました。「ふたりの中身が入れ替わってしまう!」という内容の作品はこれまでもありましたが、このドラマではまた今までにない遊び心とスパイスが加わっていて、どんな方にも楽しんでいただける内容になっていると思います。ぜひ、お楽しみにしていてください!
中野奏助役の加藤清史郎です。田町が大学時代に勤めていたバイト先の後輩、と聞いていたのですが、蓋を開けてみたら、英語を流暢に話すことができる、大手広告会社に勤めるエリートで。大学生である僕自身とは、年齢も環境も全くかけ離れた役柄でしたので、「これはやりがいがあるぞぉ!」ととっても燃えました。中野くんは入れ替わった2人に振り回されまくります(笑)。乞うご期待下さい!!
大賞をいただくことが出来たのがありがたすぎて信じられず、未だに夢なんじゃないだろうか……と思う時があります。神様が超気合い入れて作ったんだろうなあ、としか思えない町田啓太さん。演じていただけるなら、普段のイメージとかけ離れた主人公を見てみたい!と思いこの作品を作りました。今回生まれたキャラクター「田町権太」と「落合カツヨ」を通して、私がたくさんの希望をいただけたような気持ちです。素晴らしい経験をありがとうございました。
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