「劇場版ラジエーションハウス」山崎育三郎、若月佑美ら新キャスト発表 「MAN WITH A MISSION」の主題歌おさめた予告
2022年1月12日 08:00
窪田正孝主演の医療ドラマを映画化する「劇場版ラジエーションハウス」に、山崎育三郎、若月佑美、高橋克実、原日出子、キムラ緑子が出演していることがわかった。主題歌は、ドラマに続き「MAN WITH A MISSION」が担当し、新曲「More Than Words」を書き下ろし。同楽曲が流れ、新キャストの姿をおさめた予告編(https://youtu.be/L7cIwW6jQiw)と、“チームラジハ”のメンバーをおさめたポスターもお披露目された。
2019年4月期にフジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ「ラジエーションハウス 放射線科の診断レポート」は、15年から「グランドジャンプ」(集英社刊)で連載中の原作漫画(原作:横幕智裕氏、漫画:モリタイシ氏)をドラマ化した作品。診療放射線技師と放射線科医という“1枚の写真から見えない病を見つけ出すエキスパートたち”が織りなすヒューマンドラマが話題となり、平均視聴率12.1%を記録した。21年10月期にはシーズン1の2年後を描いたシーズン2「ラジエーションハウスII 放射線科の診断レポート」が放送され、平均視聴率10.2%をマークし、変わらぬ人気ぶりを見せた。
劇場版でも、窪田が甘春総合病院で働く天才放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)役で主演。放射線科医・甘春杏(あまかす・あん)役の本田翼、唯織と同じく放射線技師で、密かに唯織を思う広瀬裕乃(ひろせ・ひろの)役の広瀬アリスも続投し、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、八嶋智人、鈴木伸之、高嶋政宏、浅野和之、和久井映見らおなじみの面々も顔をそろえる。鈴木雅之(「マスカレード・ナイト」「HERO」シリーズ)が監督、大北はるか(ドラマ「ナイト・ドクター」「好きな人がいること」)が脚本を担う。
唯織は、大好きな杏が放射線科医としての腕を磨くためにワシントン医大へ留学することが決まり、落ち込んでいた。「72時間を切ってしまいました」――お別れまでのカウントダウンを胸に刻む唯織のことを、ラジエーションハウスのメンバーは元気づけようとする。そんななか、杏の父で、無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた正一が危篤との連絡が入る。杏は父のもとへ向かうが、ほどなく息を引き取ってしまい、父の患者たちを気にかけ、島に1日残ることに。そんな島が、大型台風、土砂崩れ、未知の感染症という危機に見舞われる。やがて、杏が離島で孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。
新たに出演が発表された山崎と若月は、妊娠の検診で甘春総合病院へ向かう高橋圭介と夏希の夫婦を演じる。放射線技術会会長で、小野寺俊夫(遠藤)の同期・及川貴史役に高橋を配し、原は杏の母・弘美、キムラは杏が離島で出会う島民・野山房子に扮した。
予告編は、72時間を過ぎると生存率が急激に低下する原因不明の感染症が蔓延する離島で、患者のために奔走する杏と、遠く離れた場所にいながらも、ともにピンチに立ち向かう“チームラジハ”のメンバーを映す。さらに甘春病院で、ある決断を迫られる高橋夫婦の姿も。唯織の「我々には、大切な人の思いを忘れずに、ともに生きて行く義務があります」という力強い言葉が印象的な映像となった。ポスターでは朝焼け空の下、チームの面々が勢ぞろい。「ひとりで闘う必要なんてない。」というコピーがぴったりな、温かな笑顔が溢れている。
「劇場版ラジエーションハウス」は、4月29日から全国東宝系で公開される。「MAN WITH A MISSION」による主題歌「More Than Words」の作曲を担当したKamikaze Boyのコメントは、以下の通り。
ドラマシリーズニ引キ続キ、「劇場版ラジエーションハウス」ノ主題歌ヲ作ラセテ頂キマシテ、本当ニ嬉シカッタデス! 彼ラノ言葉ヲ交ワサナクトモ通ジ合エル、“想いと想い”トイウツナガリヲコノ「More Than Words」トイウ楽曲ニ込メマシタ。是非、映画ト一緒ニ楽シンデ頂ケタラ嬉シイデス!
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