北村匠海、2022年は“地味”に生きる「身のぎっしり詰まったカニ味噌みたいな感じ」
2022年1月8日 11:39

カツセマサヒコ氏の青春恋愛小説を映画化した「明け方の若者たち」の公開記念舞台挨拶が1月8日、都内で行われ、主演の北村匠海をはじめ、黒島結菜、井上祐貴、カツセ氏、松本花奈監督が登壇した。
本作は、退屈な飲み会で出会った“彼女”(黒島)に一瞬で恋をした“僕”(北村)が、世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になり“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていくさまを描く。

井上から撮影中に負傷していたエピソードを振られた北村は「シャワーヘッドで壁を叩くシーンがあるのですが、段取りのときから本気でやるタイプなので、本気でやったら血だらけになっちゃって」と告白。「爪が半分無くなった。でも、これは(演じた)“僕”の痛みだよなって思って。爪に絆創膏を切って疑似の爪を作ったので、途中から僕、爪ないです」と明かした。

舞台挨拶では、新年の目標をそれぞれ発表。北村は「いっぱい失敗できたらなと思います。去年は役者としてもバンドとしても得たものが多かったので、立ち止まって学び直したい。なので、抱負としては地味に生きる」と宣言。「芝居だけじゃなく、いろんなことを学び直さないと10年、20年後に中身のない人間になりそうな予感がしたので、身のぎっしり詰まったカニ味噌みたいな感じで」と表現。

一方、隣の黒島は「ハッピーに楽しく」と笑顔で目標を発表すると、原作者のカツセ氏は「主人公が地味に生きるで、ヒロインはハッピー。この映画っぽいですね」と笑っていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ