米アカデミー、オミクロン株流行でガバナーズ賞授賞式を延期
2021年12月31日 22:00
米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、新型コロナウイルスのオミクロン株の大流行に伴い、2022年1月15日(現地時間)に予定していたガバナーズ賞授賞式を延期すると発表した。
ガバナーズ賞は、映画芸術科学アカデミーの理事会が映画界に貢献した人物に授与する賞で、以前はアカデミー賞授賞式中継内で授与されていた名誉賞を独立させたもの。
今年は人気俳優のサミュエル・L・ジャクソンと、イングマール・ベルイマン監督作への出演で知られるノルウェー女優のリブ・ウルマン、女優で脚本家のエレイン・メイ(「天国から来たチャンピオン」)に名誉賞、ダニー・グローバー(「リーサル・ウェポン」)に人道賞にあたるジーン・ハーショルト友愛賞が授与されると発表されていた。
現時点で、新たな日程は発表されていない。なお、第94回アカデミー賞授賞式は22年3月27日(現地時間)に開催を予定している。