没後40年セロニアス・モンクのドキュメンタリー2本が同時公開 予告編完成
2021年12月9日 08:00

20世紀最高のジャズ・ミュージシャンのひとりに数えられるセロニアス・モンク。モンクの円熟期の姿が収められた「MONK モンク」(68)と「モンク・イン・ヨーロッパ」(59)からなる2部作のドキュメンタリー映画「セロニアス・モンクの世界」の公開が2022年1月14日に決定し、このほど予告編がお披露目された。
偉大なジャズ・ピアニストにして作曲家のモンクの断片的なライブ映像は現在もいくつか残っているものの、ドキュメンタリー作品はほとんどない。その決定版である両作では、ナレーションや過度な装飾を排してステージの熱気を余すところなく伝えるとともに、プライベートにまで肉薄。モンクという天才と同じ場にいるような臨場感が味わえる、伝説の巨人の魅力がつまった連作だ。
予告編では、圧倒的な演奏風景はもちろん、インタビューに答える様子や移動中の人懐っこい笑顔なども収録。モンクの多面的な人間性の一端が垣間見られる。
2022年1月14日から、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺他全国順次公開。鑑賞料金は「MONK モンク」「モンク・イン・ヨーロッパ」各作品1000円(税込)均一。
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