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“死体村”で遭遇する「死んでも終わらない恐怖」 「ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス」予告編完成

2021年12月8日 18:00

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舞台はスペイン風邪の犠牲者の死体が埋葬されず放置されている“死体村”
舞台はスペイン風邪の犠牲者の死体が埋葬されず放置されている“死体村”
(C)SZUPERMODERN STUDIO

2022年のアカデミー賞国際長編映画部門のハンガリー代表に選出された「ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス」の予告編と日本版ビジュアルがお披露目された。ビジュアルには、「死んでも終わらない恐怖」というコピーとともに、死体のなかで叫び声を上げる主人公トーマスの姿が鮮烈に切り取られている。

物語の舞台は、第一次世界大戦後のハンガリー。死者と遺族の最後の写真を撮る「遺体写真家」のトーマスは、長期にわたる戦争とスペイン風邪で大量の犠牲者が出たある村を訪れるが、その村は死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村の少女アナと協力しながら、霊を写真に写すことでその秘密を明らかにしていくが、悪霊は容赦なくふたりに襲いかかる。

本作は、世界の映画祭の24部門受賞、43部門ノミネート(2021年12月時点)を記録。批評家サイト「Rotten Tomatoes」では満足度100%(12月6日時点)のハイスコアを叩き出し、注目を集めている。ハンガリー史上初の国際エミー賞にノミネートされたテレビシリーズ「Trezor」で知られるピーター・ベルゲンディが監督を務めた。

予告編では、遺体写真家のトーマスが、スペイン風邪で亡くなった子どもの死体と、その家族を撮影する不気味なシーンで始まる。少女の誘いで、スペイン風邪の犠牲者の死体が埋葬されず放置されている“死体村”を訪れ、さまざまな異変と遭遇するトーマス。悪霊が引き起こす、想像を絶する恐怖が畳みかけられる、衝撃的な映像に仕上がった。

子どもの頃からホラー映画が好きだったというベルゲンディ監督は、ハンガリーの歴史と密接に関わるホラー映画を作りたいという構想のもと、第一次世界大戦直後のスペイン風邪の大流行の際に犠牲となった「歴史的な痛みを伴う」幽霊をモチーフに、本作のストーリーを紡ぎあげた。美術セットや小物にも、時代背景を表現するこだわりのアンティークを使用。また主人公が扱う「遺体写真(ポストモーテムフォトグラフィー)」は、ビクトリア朝時代には庶民の間で実際に行われていたという。歴史的な背景と異色の設定を持つ新しいホラーに、期待が高まる。

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス」は、「未体験ゾーンの映画たち2022」で公開。東京のヒューマントラストシネマ渋谷(22年2月4日から開催)、大阪のシネ・リーブル梅田(2月から開催予定)で上映される。


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