横浜DeNAベイスターズ公式ドキュメンタリー、2年ぶり劇場公開！ DVD＆ブルーレイの発売も決定

2021年12月6日 11:00

プロ野球・横浜DeNAベイスターズの公式ドキュメンタリー作品「BBB（BAY BLUE BLUES）2021」が、12月22日から全国で順次公開されることが明らかになった。また、DVDとブルーレイの発売が決定したことも、同球団が発表した。

同球団にとって、「ダグアウトの向こう」「FOR REAL」に続き新たなドキュメンタリーシリーズで、2019年シーズン以来、2年ぶりの製作となるシリーズ第8弾。アレックス・ラミレス前監督からのバトンを受け、二軍監督だった三浦大輔が監督に就任した今期、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により12球団で唯一、外国人選手全員が開幕までに来日できず、さらに怪我人が相次いだことでスタートダッシュに失敗。春先に10連敗を屈するなど苦しみ続け、15年以来6年ぶりに最下位に終わったシーズンを通し、チーム内部にカメラが密着。ファインダー越しに見る、ありのままの苦悩、葛藤、歓喜、感動……、そのすべてをつづった男たちのブルースを描く。監督は、辻本和夫が務めている。

今年から監督に就任した三浦監督は、1991年のドラフト会議でベイスターズの前身である横浜大洋ホエールズに6位で指名されて入団。以後、横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズとチーム名が変わるなか25年間にわたり横浜でプレーし続け、16年いっぱいで現役引退してからもスペシャルアドバイザー、1軍投手コーチ、2軍監督とチームに関わり続けてきたレジェンド中のレジェンドだ。

この日に公開された予告編には、現役時代からこだわり続けるリーゼントヘアで三浦監督が登場。ドキュメンタリー作品のタイトル変更の説明をスタッフから受ける三浦監督が、「ほぼ選手たちをメインで、俺はちょこっと映るだけでいい」「選手を中心にしてやってくれよ。メインは戦っている選手にしないと」と主張している姿が切り取られている。

三浦監督が語る通り、最下位にこそ終わったもののルーキーの牧秀悟が数々の新人記録を更新する大活躍でファンを喜ばせたほか、キャプテンとして成長する佐野恵太、怪我に苦しんだエース・今永昇太、田中健二朗、東克樹の復活など、次年度以降に期待を抱かせる要素を随所に見せている。ドキュメンタリーでは、舵取りに苦闘する三浦監督、中継ぎエースの三嶋一輝、山崎康晃の揺れる心情などもとらえている。

上映館は神奈川が横浜ブルク13、T・ジョイ横浜、川崎チネチッタ、イオンシネマ港北ニュータウン、横須賀HUMAXシネマズ、シネプレックス平塚の6カ所。ほか東京は新宿バルト9、千葉はシネプレックス幕張、埼玉はイオンシネマ浦和美園、新潟はT・ジョイ新潟万代、愛知は109シネマズ名古屋、大阪は梅田ブルク7、山口はシネマサンシャイン下関、福岡はT・ジョイ博多、沖縄はミハマ7プレックスで上映される（チケット料金は上映館によって異なる）。最長でも22年1月13日までの上映となる。

なお、DVDとブルーレイの事前予約は本日6日午前11時からBAYSTORE ONLINEで始まっている。DVD（2枚組）が5100円（税込、以下同）、ブルーレイ（2枚組）が5700円、特別仕様盤ブルーレイ（2枚組）が1万5300円。店頭発売日は、DVD・ブルーレイともに22年1月末予定（特別仕様盤ブルーレイのみ22年2月中旬予定）。

あわせて、OFFICIAL PHOTO BOOK「BBB in progress 2021」の発売も決定。球団オフィシャルカメラマンが撮影した約10万枚から厳選した写真を掲載。事前予約は同様に始まっており、金額は2500円。