名曲「四季」「カノン」「ボレロ」が胸に迫る 「クレッシェンド 音楽の架け橋」本予告公開
2021年12月6日 14:00

指揮者ダニエル・バレンボイム率いる楽団をモデルに描いた「クレッシェンド 音楽の架け橋」の本予告が披露された。長く紛争の続くイスラエルとパレスチナから集った若者たちがオーケストラを結成し、コンサートに向けて対立を乗り越えていく姿を描く。
世界的に有名な指揮者のエドゥアルト・スポルクは、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトを引き受ける。オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスを掴んだ20余人の若者たち。しかし、戦車やテロの攻撃に晒され憎み合う両陣営は激しくぶつかり合ってしまう。

そこでスポルクは彼らを南チロルでの21日間の合宿に連れ出す。寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合い、少しずつ心の壁を溶かしていく若者たち。だがコンサートの前日、ようやく心を一つにした彼らに、想像もしなかった事件が起きる。
予告はパッヘルベル「カノン」、ヴィヴァルディの名曲「四季」より「冬」のバイオリンソロ、「ボレロ」などクラシックの名曲を使用。オーケストラの深い分断を前に、スポルクは「互いの心の音を聴いてごらん」と呼びかけ、音楽を奏でる彼らの気持ちを動かし始める。

あわせて、音楽家や映画人ら著名人からのコメントが披露された。ユニセフ親善大使として世界で活動を行ってきた黒柳徹子は「音楽は素晴らしい!なんて、しゃれた映画なんでしょう。音楽が平和を連れてくる。そのことが、この映画で何よりも、はっきりする。その懸け橋に、オーケストラを使った監督に、心からブラボーを!!」、映画監督の山田洋次は「(中略)紛争が絶えない愚かしさに対し、怒りをぶつけるように『ボレロ』が美しく演奏される。 これぞ現代の音楽映画」と絶賛のコメントを寄せている。
「クレッシェンド 音楽の架け橋」は2022年1月28日から全国公開。
(C)CCC Filmkunst GmbH
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