人気SFドラマ「The 100 ハンドレッド」前日譚ドラマが頓挫
2021年11月28日 12:00
「The 100 ハンドレッド」の前日譚ドラマが、 企画開発に2年間をかけたものの、実現しないことが明らかになった。
「The 100 ハンドレッド」は、カス・モーガンの同名ヤングアダルト小説シリーズをもとにしたドラマシリーズで、2014年にアメリカで放送を開始。核戦争により地球上のほとんどの生命が絶滅した近未来を舞台に、地球が居住可能な環境かを確認するために宇宙ステーションから送り込まれた100人の18歳未満の囚人たちの活躍を描く。20年9月にシーズン7をもって完結している。
同番組を放送する米CWは、2019年10月に「The 100 ハンドレッド」の前日譚ドラマのパイロット版の制作を発注。企画、制作総指揮のジェイソン・ローゼンバーグが脚本を執筆したが、20年5月段階でCWはシリーズ化のゴーサインを出さなかった。
その後も企画開発が断続的に続けられてきたが、このほどCWは企画開発継続を断念。これをもって、「The 100 ハンドレッド」の前日譚ドラマ実現の可能性はなくなった。