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選ばなかった人生への父の幻想を、娘は理解できるのか―ハビエル・バルデム×エル・ファニング共演作、予告&ポスター

2021年11月25日 11:00

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第70回ベルリン国際映画祭のコンペ部門出品作「選ばなかったみち」
第70回ベルリン国際映画祭のコンペ部門出品作「選ばなかったみち」
(C)BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020

第70回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品され、ハビエル・バルデムエル・ファニングが親子役で初共演を果たした「選ばなかったみち」の予告編とポスタービジュアルが披露された。映像では、認知症の父レオ(バルデム)が見つめる幻想と、娘モリー(ファニング)が生きる現実が交錯する。

耳に残るは君の歌声」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界」で知られる、イギリスを代表する監督サリー・ポッターが、若年性認知症と診断された実弟の介護経験から着想を得て、脚本を手がけ、メガホンをとった。「人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら?」というテーマを中心に、人が胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶をつなぎながら、人生の奥深さに迫る。バルデムとファニングに加え、ローラ・リニーサルマ・ハエックらが脇を固める。

予告編の冒頭では、モリーが、ニューヨークのアパートで暮らすレオを病院へ連れ出すために彼を訪ねる。意思疎通もままならないレオは行く先々で面倒を起こし、モリーは仕事の予定を何度も変更せざるをえない。そんなレオの頭に去来するのは、かつて選ばなかった人生への思い――初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行きづまり、ひとり旅をしたギリシャの美しい情景が、次々と映し出されていく。幻想に身を浸すレオと、厳しい現実に押しつぶされそうになるモリーは、一緒にいるはずなのに、全く違う景色を見つめている。「父親の幻想を娘は理解できるのか」というテロップがおさめられ、ふたりが迎える結末が気になる仕上がりとなった。

画像2(C)BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020

ポスターには、モリーがレオの頬に手を置いて優しい笑顔を向ける、劇中の印象的なシーンを大胆に配置。「あの日、あの時、あの瞬間――歩んでいたかもしれない人生に、会いに行く。」という、レオがたどる心の旅を暗示する言葉が綴られている。

ポッター監督は、「私はこの映画を、人生の奥深さに迫る作品にしようと考えていました。悲しい場面もありますが、一筋の光が与えられればと思いました。観客の皆さんには、レオの物語を通して、複雑で神秘的な自分の人生を追い求めてもらえたらと願っています」とコメントを寄せた。

選ばなかったみち」は、2022年2月25日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

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