「キングスマン」監督が明かす新作の誕生秘話 1作目のセリフからインスピレーション受けていた
2021年11月11日 10:00

表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織の活躍を描く人気シリーズ最新作「キングスマン ファースト・エージェント」が、12月24日から公開される。シリーズ全作を手掛けるマシュー・ボーン監督は、本作が誕生したきっかけについて「1作目の『キングスマン』からインスピレーションを受けたんだ」と明かした。
過去には、キングスマンのキーマンであるハリー・ハート(コリン・ファース)が自身でスカウトした青年エグジー(タロン・エガートン)と共に、人類抹殺計画を企てる富豪の実業家に立ち向かうミッションや、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を止める戦いが描かれてきた。
前作から3年を経て公開となる“キングスマンの誕生を描く”最新作は、1914年の第1次大戦を舞台としており、世界大戦を止めるという過去に例をみないスケールのミッションが描かれる。

ハリー&エグジーが活躍してきた時代背景とは異なるが、本作の着想を得たヒントについて、ボーン監督は「1作目の『キングスマン』からインスピレーションを受けたんだ。ハリーとエグジーがエレベーターで降りていくシーンのハリーの言葉が、キングスマンの根本を表している」と、これまでのストーリーを絶妙に効かせた誕生秘話を明かした。
本作の誕生を導いたハリーのセリフとは、「1849年以来、この店の顧客は強大な権力者たちだ。1914年の第一次大戦で多くの跡継ぎが死に、多額の遺産が宙に浮いた。権力者たちは世界の平和を願い、その資産を善行のために役立てる決心をした。そして始めたのが秘密裏に活動している国際的な独立諜報機関だ。政府の諜報機関のように政策やしがらみに影響されない。キングスマンは新時代の騎士だ」という、本作のストーリーの根幹を担うようなもの。
このセリフを受けて、ボーン監督は「ハリーの言葉を体現するような映画を今、作るとしたらどうすればいい?と自分に問いかけたんだ。そしたら、パッと頭に今回のテーマが浮かんだよ」と語る。時代は違えども、平和を貫く“キングスマン”の信念は受け継がれており、最新作が誕生したことで、ついにキングスマンのすべてが語られる。
「キングスマン ファースト・エージェント」は12月24日から公開。

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