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柳楽優弥、ビートたけし役の重圧を告白 大泉洋が称賛「ツービートの漫才そのまま」

2021年11月10日 14:43

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(左から)柳楽優弥、大泉洋、劇団ひとり監督
(左から)柳楽優弥、大泉洋、劇団ひとり監督

Netflixの作品ラインナップを一挙に発表する「Netflix Festival Japan 2021」が11月10日、都内で開催され、「浅草キッド」から大泉洋柳楽優弥劇団ひとり監督が登壇。ビートたけしの誕生秘話を描く本作だが、劇団ひとり監督は世界中に配信されていると聞いて「内容は『イカゲーム』にそっくりです」と冗談めかしてアピールした。

本作の舞台は、昭和40年代の浅草。大学を中退したタケシ(柳楽)は、“お笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、東八郎萩本欽一ら数々の人気芸人を育ててきた深見(大泉)に弟子入りする。

劇団ひとり監督は、自身の小説の根底に「浅草キッド」への思いがあったことを明かし、「1作目の映画を撮り終わって、次に何を撮りたいか書き始めたとき、いろいろ書いたけれど、どうしても浅草キッドが入ってしまう。撮らないとほかの作品に進めないと思って、脚本を書き始めて、いろんなところに持って行きました。それが7年前なので時間かかりました」と振り返り、ビートたけし本人に「映画化したいと了承を得て、取材する時間も割いていただいた」と感謝した。

わざと大泉洋を隠す柳楽優弥
わざと大泉洋を隠す柳楽優弥

柳楽は「準備段階としてタップダンスをしっかり習ったり、たけしさんの癖を自然にするために松村(邦洋)さんに指導していただいたり。プレッシャーや怖さもありましたが、僕より監督はもっと背負っているものがあると思うと、監督についていこうという気持ちが強くなりました」と明かす。

そんな柳楽について、大泉は「いかに柳楽優弥がすごいかっていうのは、見てもらえたらわかる。若い頃のたけしさんはこうだったんだろうって思うし、ツービートとしての漫才を見たときに本当にツービートの漫才そのままだったのがすごい。誰が見ても拍手を送りたくなる」と称賛。

さらに、大泉が「指導した松村さんがすごいんだと思う。もう松村さんの映画だと思います」と続けると、柳楽も「松村さん、ありがとうございます」と呼びかけ、劇団ひとり監督が「違います。僕も指導しました。非常に不快です」と制止して笑わせた。

浅草キッド」は12月9日からNetflixで全世界独占配信。

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