「DUNE デューン」ドゥニ・ビルヌーブ監督、第3弾に意欲
2021年11月3日 15:30
SF大作「DUNE デューン 砂の惑星」(公開中)の続編となる第2弾「DUNE: PART TWO(原題)」(2023年10月20日全米公開)の製作を発表したばかりのドゥニ・ビルヌーブ監督が、第3弾の構想があることを明かした。
「DUNE デューン 砂の惑星」と続編「DUNE: PART TWO(原題)」は、フランク・ハーバートのSF小説「デューン砂の惑星」を映像化したもの。しかし、ハーバートによる小説には続きがある。
ビルヌーブ監督は、米エンターテインメント・ウィークリーの取材で、「ハーバートは6冊の本を書いていて、先に進むほどサイケデリックな内容になっています」「ですから、そのうちのいくつかは映像化出来るかどうか分かりません」と話しながらも、映像化を熱望するのは、第2巻「デューン砂漠の救世主」。その理由は、「DUNE デューン 砂の惑星」の主人公ポール・アトレイデスのその後が描かれるからだという。
「私はこれを常に3本の映画として想定していました。フランチャイズをやりたいわけではありませんが、『デューン』は壮大な物語です。それを称えるためには、最低でも3本の映画が必要だと思います。これが私の夢です。ポール・アトレイデスと彼の物語を完全に伝えることができたら素晴らしいですね」
「DUNE デューン 砂の惑星」のヒットによって「DUNE: PART TWO(原題)」の製作にゴーサインが下りたように、第3弾の実現は「DUNE: PART TWO(原題)」の興行成績次第となりそうだ。