恋するトム・ホランドの“妄想キス” 「カオス・ウォーキング」本編シーン
2021年10月30日 10:00

トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンが豪華共演を果たした「カオス・ウォーキング」の本編映像の一部が披露された。作家・島崎藤村が詩「初恋」を発表したことにちなんで制定された「初恋の日」である今日10月30日にあわせて、ホランド演じるトッドの初々しいシーンを収めている。
本作は、ガーディアン賞を受賞した作家パトリック・ネスによる傑作SF小説シリーズの第1作「心のナイフ 混沌(カオス)の叫び1」(訳:金原瑞人、樋渡正人/東京創元社刊)を映画化。西暦2257年、汚染した地球を逃れた人類にとっての新天地を舞台に、地球からやってきたヴァイオラ(リドリー)と、「ニュー・ワールド」で生まれたもっとも若い青年トッド(ホランド)の逃避行が、壮大なスケールで描き出される。
重要な事象でありキーワードとなるのが、思考が外部に漏れ出る“ノイズ”。披露された本編映像は、地球からニュー・ワールドにやってきたヴァイオラが自らの生い立ちと、ニュー・ワールドにやってきた理由をトッドに告白する場面だ。
胸の内を明かしたヴァイオラに対して、トッドは「孤独だ。僕と同じ」と“ノイズ”で反応し、悲しくも美しいヴァイオラの横顔に見惚れてしまい、トッドの妄想からヴァイオラとキスをするノイズが生まれる。突然の事態に驚いたトッドは、自分を落ち着かせようと必死に自己紹介文を脳内再生するが、それもノイズによってヴァイオラに聞こえてしまう、初恋ならではの甘酸っぱさの詰まったシーンになっている。
「カオス・ウォーキング」は、11月12日から東京・TOHOシネマズ日比谷で公開。
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