林遣都×小松菜奈「恋する寄生虫」予告編&本ビジュアル完成 Awichの書き下ろし主題歌も初披露!
2021年10月7日 04:00
林遣都と小松菜奈が初共演し、作家・三秋縋氏のベストセラー小説を映画化する「恋する寄生虫」の90秒予告編と60秒予告編、本ビジュアルが披露された。あわせて、主題歌がAwichの書き下ろし新曲「Parasite in Love」に決定し、映像で音源が初公開された。
林が演じるのは、極度の潔癖症で誰とも人間関係を築けない青年・高坂賢吾。小松は、寄生虫が好きで視線恐怖症に苦しむ女子高生・佐薙ひじり役を演じる。さらに、高坂と佐薙の出会いに深く関係する重要な役で、井浦新と石橋凌が出演する。メガホンをとったのは、CMやMVを中心に活動し、NHK大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック映像を手掛けた柿本ケンサク監督。脚本は「武士の献立」「トワイライト ささらさや」の山室有紀子が執筆した。
極度の潔癖症の青年・高坂賢吾はある日、見知らぬ男から奇妙な依頼を受ける。それは、寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高校生・佐薙ひじりと友だちになって面倒を見てほしいというもの。最初は露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だが、やがてそれは自分の弱さを隠すための行動だと気付き、共感を抱くようになる。世界の終わりを願っていたはずの孤独なふたりは、惹かれ合い、恋に落ちていく。
予告編では、孤独なふたりの切なくも美しいラブストーリーが綴られる。柿本監督は、2人が苦しむ孤独な世界をビジュアル化するためにVFXを多用し、新しい恋愛映画を作り上げた。映像美に加えて、潔癖症の高坂の手に菌が広がっていく様子や、視線恐怖症の佐薙を壁一面の目玉が取り囲む場面など、インパクトのある映像が目を引きつける。
そして、「僕は一生ひとりだ。どうして自分は生まれたんだろう」「あたしもうすぐ死ぬんだ」「君は僕に命をくれたんだ」など、印象的なセリフが普通のラブストーリーではないことを暗示する。映像の後半では、ラッパーのAwichが映画にインスパイアされて書き下ろした主題歌「Parasite in Love」が流れ、エモーショナルな歌声と歌詞が切ないラブストーリーを鮮やかに彩る。ふたりの恋は本物なのか、それとも“虫”に操られた恋なのか。結末が気になる映像となっている。
「恋する寄生虫」は、11月12日より全国ロードショー。
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