スカーレット・ヨハンソンvsディズニーのバトルが決着
2021年10月4日 18:00
マーベル映画「ブラック・ウィドウ」の公開をめぐり、主演のスカーレット・ヨハンソンがマーベル・スタジオの親会社である米ウォルト・ディズニーを提訴していた件で、双方合意のもと示談により和解に達したことが明らかになった。米バラエティなどが報じている。
ヨハンソンは7月下旬、同作への出演契約を結んだ際に劇場公開のみと約束されたにもかかわらず、劇場とDisney+で同時に公開、配信されたことで、興収の一部を受け取るバックエンド収入が大幅に減ったとして、ディズニーに損失分の補填を求める提訴を起こしたが、これを受け、ディズニー側が「(新型コロナウイルスの)パンデミックがもたらした長期的かつ世界的な影響を軽視した、冷淡で何らメリットのない行動」と、ヨハンソンを痛烈に批判するコメントを発表したことから、米タレントエージェンシー大手CAAや全米俳優組合の首脳陣が相次いでヨハンソンへの支持を表明するなど、一大論争に発展していた。
しかし9月30日(現地時間)、ヨハンソンとディズニーは同時に声明を発表。ヨハンソンは「ディズニーと和解できたのは、とても喜ばしいこと。長年にわたりともに作り上げてきた作品の数々を心から誇りに思っていますし、今後も創作パートナーとして、協力関係を継続していきたい」とコメントした。ディズニー・スタジオ・コンテンツ部門のアラン・バーグマン会長も、「『ブラック・ウィドウ』をめぐる係争に関して、スカーレット・ヨハンソンと合意に達することができ、大変嬉しく思っています。マーベル・シネマティック・ユニバースへの多大なる貢献に感謝するとともに、『タワー・オブ・テラー』をはじめとするディズニー作品で、再びタッグを組むことを楽しみにしています」と円満解決をアピールした。
ヨハンソンは、契約違反による損失分として、ディズニーに対し5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求めていたが、示談の内容が未公表なため、実際にどれほどの金額で話がまとまったのかについては明らかになっていない。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー