北村匠海が泣き叫ぶ!「明け方の若者たち」20代の青春と葛藤を描いた予告編 主題歌はマカロニえんぴつ
2021年9月29日 10:00

北村匠海が主演し、ウェブライター・カツセマサヒコ氏の青春恋愛小説を映画化する「明け方の若者たち」の予告編が披露された。あわせて、主題歌を「マカロニえんぴつ」が担当することが発表され、映像には書き下ろし曲「ハッピーエンドへの期待は」が使用されている。
原作は、Twitterでの“妄想ツイート”が話題となり、10~20代から圧倒的な支持を獲得したカツセ氏の長編小説デビュー作。退屈な飲み会で出会った<彼女>に一瞬で恋をした<僕>が、世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になり“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていくさまを描く。
北村が<僕>、黒島結菜が<彼女>を演じるほか、新入社員の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>役で井上祐貴が共演。「ホリミヤ」で知られる23歳の新鋭・松本花奈がメガホンをとり、「デイアンドナイト」やNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」シーズン2の小寺和久が脚本を手がけた。
予告編は、北村の「16文字から始まった、沼のような5年間」というナレーションで始まる。「俺といたらきっと楽しいよ」という言葉をきっかけに、デートを重ねていく<僕>と<彼女>。<僕>はどんどん<彼女>に惹かれていく一方で、社会人になった<僕>は同期の<尚人>と出会い、「人を楽しませる仕事がしたかったんだよね」と希望に胸を膨らませる。
しかし、<彼女>の「楽しいこと全部やっとかないと、何だっていつかは終わるよ」という言葉とともに消えていく花火が、幸せな毎日が一変することを予感させる。<僕>が<彼女>に絞り出すような声で「全部好き…。」と告げると、「マカロニえんぴつ」が手掛けた主題歌「ハッピーエンドへの期待は」が流れ出し、夢見た未来とは異なる現在に葛藤する<僕>の姿が映し出される。<彼女>の匂いがついたタオルを抱きしめ、風呂場で泣きわめき、行き場のない感情を吐き出す<僕>。

原作のファンでもある「マカロニえんぴつ」のはっとりは、「下北沢を、明大前を、期限付きの恋人ごっこを、どうにもならず掻きむしった夜のことを、想いながら思い出しながら書いた歌です」と明かす。映画の世界観を表現した楽曲が、仕事と恋愛に葛藤しながら成長していく登場人物たちの背中を押す予告編に仕上がった。
「明け方の若者たち」は、21年12月31日より全国公開。「マカロニえんぴつ」のボーカル、はっとりのコメント全文は以下の通り。
下北沢を、明大前を、期限付きの恋人ごっこを、どうにもならず掻きむしった夜のことを、想いながら思い出しながら書いた歌です。
原作から大好きな作品にこうして携われたことが嬉しいです。カツセさん、改めて映画化おめでとうございます。
(C)カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会
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