佐藤勝利の恋人役は高橋ひかる! 幽霊彼氏×天然彼女のホラーラブストーリー「青野くんに触りたいから死にたい」
2021年9月10日 06:00
「Sexy Zone」の佐藤勝利が主演を務める「WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい」で、高橋ひかる(※高は、はしごだか)が佐藤の恋人役を演じ、WOWOWドラマに初出演することがわかった。
本作は、「月刊アフタヌーン」で連載中であり、公式サイト「モアイ」に第1話が公開されると瞬く間に30万PVを突破した同名コミックをドラマ化するもの。幽霊となった青野龍平と、天然な刈谷優里の“絶対触れ合えない”高校生カップルが紡ぐ、「叶うはずのない許されざる恋」「死さえ分かつことのできない究極の恋」を描く。ピュアな胸キュンストーリーが展開するかたわら、人知を超えた存在・青野による背筋が凍るような本格ホラー描写も挿入され、“純愛×ホラー”の新感覚ホラーラブストーリーとして話題を呼んだ。
優里(高橋)は、「初めて男子と話した」というだけで青野(佐藤)に恋心を抱き、告白する。ふたりは晴れて交際をスタートさせるが、その2週間後、青野は交通事故で亡くなってしまう。優里は後追い自殺を図ろうとするが、突如幽霊となった青野が出現し、取り乱す彼女を必死になだめ、「ずっとそばにいるから死なないで」と諭す。ふたりの奇妙な生活が始まったある日、優里は青野に「憑依できないか」と提案。それ以来、青野の別人格・黒青野が現れるようになり、彼の存在が、周囲に暗い影を落とし始める。やがて青野と優里、青野の生前の親友・藤本雅芳、引きこもりのホラー映画マニア・堀江美桜の4人は、黒青野の秘密を探るなかで、友情を深めていく。
ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」「春の呪い」の高橋は、天然で猪突猛進な性格の優里に扮する。一方で、青野のあとを追って自殺しようとするなど、一途で危うい側面も備えている役どころ。高橋は「私が演じる優里は幽霊の青野くんに恋しているのですが、目の前にいるのに触れ合うことのできないふたりの距離感がとても苦しく、その中でも向き合っている姿が素敵に描かれていますし、原作の世界観が幻想的な映像で表現されていますので、視聴者の方には存分に楽しんでいただけると思います」とコメントを寄せた。青野役の佐藤との掛け合いや、原作にも登場するラブシーンにも注目だ。
「WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい」は、スミス(「ぼくは麻理のなか」「tourist ツーリスト」)が監督を務め、玉田真也(「あの日々の話」「僕の好きな女の子」)が脚本を手掛けた。撮影は7月に終了しており、2022年春にWOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信される。高橋と、原作者・椎名氏のコメント(全文)は以下の通り。
原作を初めて読んだ時は、感情がジェットコースターに乗っちゃったようにドキドキしたり、きゅんっとする時もあればハラハラして思わず声が出てしまうようなシーンもあったりして、こんなに素敵な作品を映像化できるなんてとても楽しみ!とワクワクしました。私が演じる優里は幽霊の青野くんに恋しているのですが、目の前にいるのに触れ合うことのできないふたりの距離感がとても苦しく、その中でも向き合っている姿が素敵に描かれていますし、原作の世界観が幻想的な映像で表現されていますので、視聴者の方には存分に楽しんでいただけると思います。佐藤勝利さんとは初めて共演させて頂きましたが、佐藤さんがいらっしゃると現場がいつも笑い声が絶えませんし撮影チームとのチームワークも最高で、あっという間の撮影期間でした。「新感覚ホラーラブストーリー」。まだどういう事かわからない方もいらっしゃると思います。是非、この世界観を堪能していただければと思います。
優里は根明です。好きな人が死んで幽霊になったり、様々な状況に追い詰められて彼女は悩み苦しみますが、根は明るい人です。私たちは根明でも悲しくなったりこの世の終わりを感じたり、根暗でも羽のように浮かれたり笑ったりします。でも、悲しい場面では明るい側面は排除され、喜びの場面では悲しみの側面を排除されることが多いです。物事が分かりづらくなってしまうからです。けれど高橋さんは明るさと暗さの両方が、いつも手をつないでることを自然に感じることができるような不思議な人に感じました。そういう人に優里を演じてもらえるのは嬉しいです。
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