横浜流星「日曜劇場」初出演で阿部寛のバディに! ライセンス取得し、ダイバー捜査官役に挑戦
2021年8月30日 04:00
俳優の横浜流星が、TBSが2022年1月期に放送する「日曜劇場」の「DCU」に出演し、主演の阿部寛とバディを組むことがわかった。同作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit:潜水特殊捜査隊)」を描くオリジナル作品。「日曜劇場」への参加が初となる横浜は、「DCU」に所属する隊員ダイバーを演じるため、撮影前にスキューバダイビングのライセンスを取得したという。
物語の題材は、海上保安庁に新設され、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」。彼らの使命は、従来の海上水域だけではなく、警察にとって捜査が困難な“危険極まりない日本全国の河川や湖”などに潜り、隠された証拠を探し事件を解決すること。四方を海に囲まれ、河川や湖、人工の水場も多い日本では、遺体を水中に投棄、隠ぺいするなどの事件が数多く発生し、地上の事件に比べて解決率は低い。「もしも、水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら」という設定のもと、捜査官たちの活躍を描き出す。
「初めて恋をした日に読む話」「4分間のマリーゴールド」「着飾る恋には理由があって」など、TBSドラマに多数出演する横浜は、「DCU」の隊長・新名正義(にいな・まさよし/阿部)のバディである隊員・瀬能陽生(せのう・はるき)役を務める。「DCU」のなかではダイバーとしての能力が群を抜く存在で、チームを引っ張る原動力になることもあれば、ひとりで突っ走って行き過ぎた行動をとり、逆にチームに迷惑をかけることもある。幼い頃、家族旅行中に海難事故に巻きこまれて両親を亡くし、自身は新名に助けられた過去を持つ。中学時代には極真空手の世界王者に輝き、高い身体能力を持つ横浜の水中での演技に期待が高まる。
本作は、TBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作したもの。ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作「ホームランド」で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する総合メディア企業だ。ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーであり、カナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野に置いている。
「DCU」は22年1月からTBSで、毎週日曜午後9時に放送される。横浜のコメントは、以下の通り。
今回は初共演させていただく阿部さんとバディを組む設定ということで凄く光栄に思っています。阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きな方という印象があって、だからこそ今回お芝居できるのが本当にうれしいです。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたいです。
この「DCU」は、TBSがハリウッドでも活躍されている制作プロダクションとの共同制作で「新しい日曜劇場」を作るということで、僕自身も日曜劇場の出演は初めてですが、大きなプロジェクトに参加できることで俳優としてひとつステップアップできると思っています。ただまっすぐ熱い魂をもって、失敗を恐れず全力で作品と向き合うことを第一に考えたいと思います。
海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたいです。捜査シーンの撮影をする時も気を引き締めて集中力を切らさずにダイビングをしたいと思います。
「DCU」はウォーターミステリーという全く新しいジャンルの作品です。このドラマのためにダイビングのライセンスを取りました。まだ台本をいただいていないのでどういう物語なのかすごくワクワクしています。皆さんも来年1月をぜひ楽しみに待っていてください!
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