10月開催のニューヨーク・コミコン、ワクチン接種証明提示を義務化
2021年8月19日 11:00
米ニューヨークで8月16日(現地時間)、屋内活動において新型コロナウイルスのワクチン接種証明提示が義務化された。これを受けて、10月に開幕予定のニューヨーク・コミコンでも入場者に接種証明書の提示が求められることになった。
毎秋、ニューヨークのジャビッツ・センターで行われるニューヨーク・コミコンは米東海岸で最大のポップカルチャーイベントで、米テレビの新シーズンの開幕時に行われることから、人気ドラマのプロモーションが盛大に行われることで知られている。2020年は新型コロナウイルスの影響でオンラインで実施されたが、今年は対面での実施を予定している。
このほど、主催のReedPopは、12歳以上の参加者はワクチン接種証明書の提示を義務化すると発表。12歳以下の参加者に関しては、ワクチン接種証明書を持った保護者同伴で、新型コロナウイルス検査の陰性証明を提示する必要があるという。なお、すでにチケット購入済だが参加を希望しない人には、料金が払い戻される。
ReedPopは、米シアトルで9月上旬に行われるテレビゲームのコンベンション、PAX Westでもワクチン接種証明提示の義務化を発表している。同社のランス・フェンスターマン社長は、これによりチケットの売り上げが上がったと明かし、「このことは人々がさらなる安全を求めており、こうした安全対策を歓迎していることを示しています」とコメントしている。
ニューヨーク・コミコンは、10月7~10日に実施される予定。