市原隼人、後輩・城桧吏に熱いエール「愛されて成長してほしい」
2021年7月31日 13:00

はやみねかおる氏の推理小説シリーズを原作に、映画版のオリジナルストーリーで展開する「都会(まち)のトム&ソーヤ」の公開記念舞台挨拶が7月31日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演を務める城桧吏、本作で俳優デビューを飾る酒井大地らが出席した。
自称・ごく普通の中学2年生の内藤内人(城)と、同級生で財閥の御曹司・竜王創也(酒井)が手を組み、天才クリエイター集団が“都会”に仕掛けるリアル謎解きゲームに挑む。2020年の劇場公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大により撮影が延期され、同年10月に撮影を再開。無事完成し、7月30日に全国158スクリーンで封切られた。
「万引き家族」「約束のネバーランド」などに出演し、期待を集める城にとって、本作が映画初主演。「明るい性格や友だち思いな部分は似ているので、自分と照らし合わせながら、演じることができました」と振り返り、「皆さんの支えや協力があり、ここにいる仲間と一緒にすばらしい作品をつくりあげたと思っています」と誇らしげに挨拶していた。

酒井は「スターダストプロモーション 第1回 スター☆オーディション」で男子グランプリを射止め、本作が俳優デビュー。「創也は大財閥の御曹司で、学校一の秀才。僕は小さな魚屋さんに生まれ、勉強も全然できないので(笑)、創也を演じるのが怖かった」と明かし、「仲間がいてくれたから、創也を演じられた。この場に立たせてくださる皆さんに感謝しながら、これからも頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

公開記念舞台挨拶には共演者で、同じ事務所に所属する豊嶋花、渡邉心結、「ももいろクローバーZ」の玉井詩織、森崎ウィン、市原隼人、そして原作者のはやみね氏と河合勇人監督(「かぐや様は告らせたい」シリーズ)が出席。城が「(クリエイター集団の)リーダーの存在感を、動きだけで表現している姿がとても勉強になった。市原さんのような演技ができるようになりたい」と明かすと、市原は「恐縮です」と照れ笑いを見せた。

そして、市原は「皆さんを見ていると、13歳、14歳頃にデビューし、すべてが輝いて見えた当時を思い出す。可能性しかない皆さんとご一緒できて、うれしかった」としみじみ語り、「ぜひ個性を大事にしながら、いろんな人に愛されて、成長してほしい。応援していますから」と後輩に熱いエール。「現場では何をやってもいいし、どんな意見も言っていい。キャリアなんて関係ない。お客様を楽しませるには、まず僕らが楽しまないと」とアドバイスも送っていた。
(C)2021マチトム製作委員会
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