ディーン・フジオカ企画・プロデュース・主演「Pure Japanese」完成! ヒロインは蒔田彩珠&監督は松永大司
2021年7月30日 08:00
俳優やモデルなど多ジャンルで活躍するディーン・フジオカが企画&プロデュースし、主演も兼ねた映画「Pure Japanese」が完成し、2022年1月28日から全国で公開されることが明らかになった。ヒロインは「朝が来る」の蒔田彩珠、監督は「トイレのピエタ」の松永大司が務めていることも発表された。
「合葬」の小林達夫が脚本を手がけた、完全オリジナル作品。過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公が、両親のいない孤独な女子高生を救う姿を描いているが、一皮めくると別の一面が見えてくる……。主人公の持つ二面性に迫る、狂気のバイオレンスアクション作品に仕上がった。
フジオカが演じるアクション俳優の立石は、社交性がない一方で日本の文化に傾倒する変わった男で、周囲になかなか馴染めないでいた。そんな立石が、祖父と暮らす土地が中国人ブローカーと地元ヤクザに狙われ、執拗な嫌がらせを受けていた女子高生のアユミ(蒔田)を偶然助けたことで、物語が動き始める。アユミを守るという大義名分のもと、攻撃的な行いを肯定されたことで、過去に撮影現場で起きた事故が原因でバイオレンスに対し強く自制していた立石の目に、次第に狂気が宿っていく……。
フジオカ、蒔田、松永監督のコメント全文は、以下の通り。
2018年ドラマ「モンテクリスト伯-華麗なる復讐-」(フジテレビ)出演終了後、それまでの撮影の日々で凝縮してきた異様なエネルギーの渦に、演じ終えた生身の自分が置き去りになった――。
前に進む為に何をすべきなのか? 考え抜いた結果、オリジナルの映像作品を企画・プロデュースする決意をしました。
海外ベースだった頃の自分は、日本に住む事はもう一生ないと思っていました。国籍を変えることも何度か本気で考えたこともあったけれど、その後不思議な力に導かれたとしか言いようのない形で、日本での人生が再スタートしました。しかし、日本社会の洗礼は厳しいものでした。
そもそも現代社会において日本人の定義とは何なのか? 血筋か? 国籍か? 「日本語という“言語OS”が“日本語人”の思考や行動を制御するなら、“言語OS”という存在にとって、個々の人生はただの乗り物に過ぎない」と仮定したら―――?
表向きの礼儀正しさや思慮深さの影にチラつくサディスティックな性質の正体は何なのかという発想を、社会が持つ一つの側面として結晶化するところからこの企画は始まりました。
数え切れない程の打合せを重ね、脚本を推敲し、松永監督との運命的な出会いに導かれ、コロナ禍中でありながらスタッフ、キャスト、関係者のおかげで無事完成まで辿り着くことができた本作品は、現代日本を舞台にしたアクション映画です。架空の歴史テーマパークとその周辺を取り巻く地域社会を舞台に、忍者/JK/ヤクザなど、アイコニックな日本的要素が詰まっています。
松永監督の「トイレのピエタ」を観た時に、私もこんな世界観の中に入ってみたいな、と思っていました。
今回演じたアユミという役は今までに経験したことの無い役で、ストーリーも全く知らない世界の話だったので、どんな撮影になるのか楽しみでした。現場では、ベストのお芝居ができるまで何度も何度もテイクを重ねるので、一つひとつのシーンを大切に演じられました。ディーンさんとは、初めて御一緒させて頂きましたが、アユミと同じ女子高生だった私もドキドキしてしまうほど魅力的な方で、自然とアユミの気持ちになることが出来ました。
企画、プロデュース、主演であるディーンさんと共に、僕らが住む今のこの日本を、忍者、女子高生、ヤクザ等の要素を用いて野心的に描いた作品です。
自分にとっても大きなチャレンジであるこの作品が、観客の皆さんにどのように届くのか今から楽しみで仕方がないです。
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