エドガー・ライト監督作「ラストナイト・イン・ソーホー」今冬公開 夢と恐怖がシンクロするタイムリープサイコホラー
2021年7月26日 18:00
「ベイビー・ドライバー」で知られるエドガー・ライト監督の最新作「LAST NIGHT IN SOHO」(原題)が、「ラストナイト・イン・ソーホー」の邦題で今冬に公開されることがわかった。アニヤ・テイラー=ジョイ(ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」、トーマシン・マッケンジー(「ジョジョ・ラビット」)が共演し、ロンドンを舞台に、夢と恐怖がシンクロするタイムリープサイコホラーを紡ぐ。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」で熱狂的なファンを獲得し、「ベイビー・ドライバー」でも脚光を浴びたライト監督。4年ぶりの新作となる「ラストナイト・イン・ソーホー」では、自身敬愛するホラージャンルに挑む。テイラー=ジョイとマッケンジーは、ロンドンの同じ場所、異なる時代に生きるふたりの若い女性を体現。ある恐ろしい出来事で、彼女たちそれぞれの夢と恐怖がシンクロしていく。
ライト監督は本作を、「ロンドンの街を深夜に何度も歩き回って夢見たものです。自分が住んでいる現代のロンドンだけでなく、60年代のロンドンにも魅力を感じています。音楽やファッションだけでなく、当時のドラマやサイコ・ホラーというジャンルからもインスピレーションを得た部分もあります」と解説する。タイトルにもなっているロンドンのソーホーという街については、「今作の重要な要素の一つ。私が愛し、時に恐れている場所であり、長年に渡って自分の作品に登場させたいと思っていた場所」といい、思い入れの強さを明かした。
「ラストナイト・イン・ソーホー」は、今冬に全国公開。