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故アンソニー・ボーディンさんのドキュメンタリー映画、コロナ禍で大ヒット

2021年7月25日 13:00

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ドキュメンタリー映画としては絶好の滑り出し
ドキュメンタリー映画としては絶好の滑り出し
Capital Pictures/amanaimages

ドキュメンタリー映画「ロードランナー(原題)」が北米興収190万ドルと、コロナ禍にあった大ヒットのオープニング成績を記録したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。

「ロードランナー(原題)」は、セレブシェフで「アンソニー世界を喰らう」「アンソニー世界を駆ける」といったドキュメンタリー番組の司会として知られた故アンソニー・ボーディンさんを題材としたドキュメンタリー映画。食に関する豊富な知識と歯に衣着せない物言いで人気を博したボーディンさんは、2018年にフランスで自殺した。

「ロードランナー(原題)」は、ボーディンさんの人生を振り返る内容で、多くの関係者が出演。監督は、「キース・リチャーズ アンダー・ザ・インフルエンス」「ミスター・ロジャースのご近所さんになろう」のモーガン・ネビルが手がけている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年以上にわたり閉鎖に追い込まれた北米の劇場も、「ブラック・ウィドウ」や「ワイルド・スピード ジェットブレイク」といった大作映画がヒットして息を吹き返しつつある。「ロードランナー(原題)」は927館で上映されており、ドキュメンタリー映画としてのオープニング興収190万ドルは、新型コロナウイルス感染拡大前の19年8月に封切られた韓国の大人気グループ「BTS」のドキュメンタリー映画「BRING THE SOUL: THE MOVIE」の230万ドル以来の好成績となる。

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