歌姫セリーヌ・ディオンの半生、大恋愛を珠玉の名曲にのせて描く カンヌ出品作「ヴォイス・オブ・ラブ」21年冬公開
2021年7月13日 10:00

世界的な歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにしたラブストーリー「Aline the VOICE of love」(原題)が、「ヴォイス・オブ・ラブ」の邦題で、2021年冬に公開されることが決定。ディオンの珠玉の名曲にのせ、彼女のスターとしての半生、12歳のデビュー当時から密かに思いを寄せてきたプロデューサーとの大恋愛が初めて描かれる。第74回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品されており、7月13日午後7時(日本時間では14日午前2時)から現地で上映される。
アルバムの総売上数が2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞したディオン。14人兄弟の末っ子として生まれ、後の夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見出された彼女は、12歳で歌手デビューを果たす。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、「タイタニック(1997)」のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や「美女と野獣(1991)」の「ビューティ・アンド・ザ・ビースト」など、誰もが聞いたことのある数々の名曲を世に送り出してきた。
本作は、絶対的スーパースターとして輝きを放ち、近年ではファッションアイコンとしても注目を集めるディオンの半生にフォーカス。ひとりの少女が世界的な歌姫へと成長して掴んだ輝かしい栄光、そばで支え続けたプロデューサーと育んだ一途な愛、スターとして抱える孤独や重圧などが描き出される。劇中では「オール・バイ・マイセルフ」「アイム・アライヴ」などディオンのヒット曲が大迫力のライブシーンでよみがえるほか、同時代の約30曲の名曲が、物語をゴージャスに彩る。
監督、脚本、主演を務めたのは、「モンテーニュ通りのカフェ」などで知られるフランスの国民的女優バレリー・ルメルシェ。ディオンの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながら、彼女の物語を忠実に再現した。
「ヴォイス・オブ・ラブ」は、21年冬に東京のヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
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