杉咲花、勝ち気で恋に臆病な盲学校生に!「恋です! ヤンキー君と白杖ガール」で日テレ系ドラマ初主演
2021年7月13日 05:00
女優の杉咲花が、日本テレビ系の10月期の水曜ドラマ「恋です! ヤンキー君と白杖ガール」に主演することがわかった。杉咲が演じるのは、勝ち気でポジティブ、ちょっと天然な盲学校生。NHK連続テレビ小説「おちょやん」後初のドラマ出演となり、日テレ系ドラマ初主演を飾る。
本作は、ウェブでの累計閲覧数が2000万PVを突破した、うおやま氏の人気コミック「ヤンキー君と白杖ガール」をドラマ化するもの。光と色がぼんやり分かる程度の弱視で、盲学校高等部3年生の赤座ユキコはある日、喧嘩っ早いが純粋な不良少年・黒川森生と出会う。ふたりは不器用ながらも、少しずつお互いのことを理解し惹かれ合っていく。
杉咲演じるユキコは、口は悪いが、気を許すと天然でかわいらしい一面を見せ、恋には臆病な女の子。数年前に母を亡くし、父と姉イズミと3人で暮らしている。杉咲は「ふたりが少しずつお互いのことを知りながら、不器用に惹かれあっていく姿がコミカルに描かれるなかで、『普通ってなんだろう?』ということを問いかけている作品で、すごくリアリティを感じました」と、原作の感想を明かす。
またユキコについては、「とてもピュアな人だと思いました。恋に対して臆病になってしまっているユキコが、森生からのアプローチに強気で反応しながらも実は動揺してしまっているという姿はとても可愛らしくて、クスッと笑ってしまうような愛おしさのある人だなと感じました」「不器用でうまく伝えられない部分もありながら、基本的には自分の感情に正直で、嘘をつかない素直なところに魅力を感じました」と紐解いた。
「恋です! ヤンキー君と白杖ガール」は、10月から毎週水曜午後10時に、日本テレビ系で放送。原作者・うおやま氏と、森雅弘プロデューサーのコメントは、以下の通り。
「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています。マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!