Netflixのコメディシリーズ4作品、一斉に早期打ち切りへ
2021年7月11日 12:00

Netflixが、現在配信中のオリジナルコメディシリーズ4作品の打ち切りを発表した。米Deadlineが独占で報じている。
1シーズンのみで打ち切りとなったのは、キャサリン・マクフィー演じる売れないカントリーシンガーが、生活費を稼ぐためベビーシッターとして雇われた先で、無骨なカウボーイの父親と5人の子どもたちとの交流を通して再び夢に向かって歩み出す姿を描いた「カントリー・コンフォート 家族の歌」と、人気コメディ俳優のケビン・ジェームズ(「ピクセル」)が主演を務める「The Crew(原題)」。
シーズン2をもって終了を迎えるのは、愉快な教師ゲイブことガブリエル・イグレシアスが、落ちこぼれの生徒相手に母校で奮闘するさまを描く「Mr.イグレシアス」、昼はニューヨークの大学院に通う女子学生、夜はSM界屈指の女王様というふたつの顔を持つ主人公の活躍を描く異色コメディ「ボンディング 男と女の事情」だ。
Netflixが4作品を一斉に打ち切るという大胆な決定を下した背景には、「グレイス&フランキー」「アンブレイカブル・キミー・シュミット」「フラーハウス」と、続けさまにヒットシリーズを放ったものの、それ以降、とりわけ1話30分のシットコムが軒並みふるわず、コメディ分野で苦戦を強いられていることが挙げられる。また、Netflixの企画開発では、一般放送局で言うところのパイロット版といったものが存在しないため、視聴者の反応をみたうえで正式にゴーサインを出すことが出来ないという事情があるようだ。
だが一方で、Netflixは今回打ち切りが決定した「The Crew(原題)」の主演俳優ジェームズと新たなコメディシリーズ、「Mr.イグレシアス」のイグレシアスとスタンダップコメディ特番を企画しており、「ボンディング 男と女の事情」の企画、制作総指揮、監督を手がけたライトル・ドイルとは、今後新たな作品制作に向けて包括契約を結んだという。
コメディ分野での競合力アップに向けて、Netflixがこの先どのような戦略を展開していくのか、注目が集まる。
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