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7年前に事故死した妻が夫と束の間の再会!? 名作戯曲を「ダウントン・アビー」のスタッフが映画化「ブライズ・スピリット」日本版予告が公開

2021年7月8日 11:00

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ポスタービジュアル
ポスタービジュアル
(C)BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

ダウントン・アビー」シリーズの監督のひとりエドワード・ホールが、ダン・スティーブンスと再びタッグを組んだ「ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!」の日本版予告が公開された。あわせてポスタービジュアルと、新たな場面写真も披露された。

本作は、1941年の初演以来、約2000回にわたり上演されてきたノエル・カワードの名作戯曲「陽気な幽霊」を映画化したもの。45年にデビッド・リーン監督の手で映画化され、51年に日本でも公開された。今作では、スティーブンスがスランプに陥った作家を演じ、霊媒師役でオスカー俳優のジュディ・デンチが出演。あの世からよみがえった最初の妻を「ブリングリング」のレスリー・マン、現在の妻を「お買いもの中毒な私!」のアイラ・フィッシャーが演じる。

画像2(C)BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

物語の舞台は、1937年のイギリス。ベストセラー作家のチャールズはスランプから抜け出すため、霊媒師に頼み、7年前に事故死した最初の妻エルヴィラを呼び戻す。実は彼の小説は全て、生前エルヴィラが生み出したアイデアを書き留めたものだった。夫との再会を喜んだのも束の間、エルヴィラは自分が幽霊で、チャールズには新しい妻ルースがいると知ってショックを受ける。それでもチャールズと“共同”制作するうちに楽しかった日々がよみがえるが、この世にいられる期限は刻一刻と迫っていた。

脚本家でプロデューサーのひとりでもあるメグ・レナードは、映画化にあたり、「現代にふさわしい脚色にすることが最も重要だった」と語る。そして「特に女性の登場人物たちに、現代の観客が共感できる立ち居振る舞いや意見、行動をさせようと考えた」ことを明かし、「たとえばルースは、ハリウッドへ行きたいという野心を抱いていると描くことで、男性キャラクターを喜ばせる存在ではないことを表現してるんだ」と例をあげた。

予告編には、チャールズとエルヴィラの再会の様子に加えて、夫とハリウッドに行くために彼女を利用しようとするルースの姿も収められ、夫と、亡き妻、現在の妻の奇妙な関係が映し出される。英国のアール・デコ様式の豪邸を舞台に、タイムリミット付きの切ない再会が描かれ、コミカルでありながら、別れを予感させる映像となっている。

霊媒師役を演じたデンチは、「この映画を観るのは、今が完璧な時期だと思うわ」と話し、「観客の皆さんが素敵な時間を過ごして、少しの間、笑って夢中になれることを願っている。それが、皆が映画に望むことよね。映画は短い間だけれど、誰かの何かを一時的に止めることができるから、観客の皆さんは心配事を忘れることができる。それが、私が望んでいることよ」とコメントを寄せている。

ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!」は、9月10日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

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