脱走失敗で見世物に? 「アウシュヴィッツ・レポート」衝撃シーンのメイキング映像
2021年7月8日 12:00

第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された「アウシュヴィッツ・レポート」のメイキング映像が披露された。首を括られる衝撃的な映像の撮影模様を収めている。
本作は、第2次世界大戦下、アウシュヴィッツ強制収容所を脱走したスロバキア人の青年のレポートが、12万人のユダヤ人を救った実話を映画化。脱走する2人を、「オフィーリア 奪われた王国」のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。2人を救済する赤十字職員として、「ハムナプトラ」シリーズのジョン・ハナーが出演している。
メイキング映像は、収容所で遺体の記録係をしているアルフレートが、脱走に失敗したことで見世物にされる仲間に、自身を重ねるシーンの撮影模様を収めている。演出するペテル・べブヤク監督や、ワイヤーで吊るされるキャストの姿、実際の本編映像が確認できる。
べブヤク監督は「実際に収容所で暮らし、自分たちが刻々と殺されるという事実と背中合わせに生活していた人々にとって、これは常にある恐怖でした。毎秒のことです。囚人たちを殺し、収容所の外に出して焼却炉に運ぶという決定が下されることがあり得たのです。けれどもまた、脱走が上手くいかなかったら起こり得たことへの恐怖でもあります。この恐怖は実際、囚人たちにとって深刻な問題だったのです」と、このシーンについて思いを語っている。
「アウシュヴィッツ・レポート」は、7月30日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
(C)D.N.A., s.r.o., Evolution Films, s.r.o., Ostlicht Filmproduktion GmbH, Rozhlas a televizia Slovenska, Ceska televise 2021
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ