草なぎ剛、土石流災害の熱海市にお見舞いと応援のメッセージ
2021年7月7日 17:22

草なぎ剛が7月7日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演作「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)の公開記念舞台挨拶に登壇。冒頭、熱海市伊豆山地区で発生した土石流災害に触れ、「大変な思いをされている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。大雨によって、今もなお大変な生活をされている方、今後も十分注意して、健やかに過ごせるように、僕も願っています」と被災地にお見舞いと応援のメッセージを送った。
映画はイタリアで開催され、ヨーロッパ最大のアジア映画祭として知られるウディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門で、劇場の観客が選出するゴールデン・マルベリー賞を受賞したばかり。国内外で高い評価を受け「僕自身もたくさん賞をいただき、うれしいですよ。良かったと言ってくださる人がいると、気持ち的にも『次も頑張ろう』と思える。作品を愛していただけるのが一番幸せですよ」と誇らしげに喜びを語った。

そして「本当に自分の代表作になりました」と思い入れの強さを改めて示し、「大げさな話……、ここまで愛していただけるなんて、もうないですよね。今後100~200本やっても、こういうことはないと思っている。奇跡だな、ラッキーだな、神様ありがとうと思っている」としみじみ。「この作品はこの作品で、僕自身はまた違う道を進んでいこうと。それで何かお返しできれば」と決意を新たにしていた。
草なぎ演じるトランスジェンダーの主人公・凪沙と親の愛情を知らない少女の擬似親子的な愛の姿を、内田監督によるオリジナル脚本で描き、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。2020年9月25日の封切りから、途切れることなく連続上映が実現し、6月25日(第40週目)時点で動員57万6000人、興収7.9億円を超えている。

また、TOHOシネマズの新サービス「TOHOウェンズデイ」(毎週水曜日は誰でも映画が1200円で鑑賞できる)の一環として、7月14日からTOHOシネマズ日比谷でのみ、本作が再上映されることが決定しており、「映画がお得に見られるのはいいですね。たくさん映画を見て、心をバチバチとしてほしい」と映画のさらなる“羽ばたき”に期待を寄せていた。「ミッドナイトスワン」は公開中。
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