佐藤健&江口洋介、客席で「るろうに剣心」鑑賞「全然バレなかった」 新宿でデートも
2021年6月21日 13:00
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(公開中)のIMAX舞台挨拶イベントが6月20日、東京・TOHOシネマズ新宿で開催され、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登壇。佐藤と江口は、サプライズで観客に紛れてこっそり本編を鑑賞し、2人の正体が明かされると場内は大きな拍手に包まれた。
佐藤は「たまたま時間が空いてスケジュールが合いまして、『The Beginning』はIMAXで観られてなかったので。江口さんと堂々と新宿で軽くデートしてから、ここへ来ちゃいました(笑)」と楽しんだようで、江口も「意外に全然バレなかったです(笑)」と笑顔。佐藤は「実は、舞台挨拶とかもっとやっていこうよって江口さんからお声掛けいただいて、この企画を実現することができました」と経緯を説明した。
観客と共に出演作を鑑賞し、江口は「こうやって観客の方と一緒に観る経験が僕自身あまりなく、映画ってすごいなと改めて思いました。健が横で涙を拭いている姿を見てぐっときたりして……やっぱりIMAXはすごいですね」と感動した様子。佐藤はIMAX版ではセリフの声がクリアに聞こえたといい、「最後、現場で『巴』って言った気がしていたのですが、今まで消えたんだと思ってました。でも、今日の剣心は言っていたんです(笑)。剣心もいつもより呼吸が荒かったです」と違いに驚いていた。
また、周囲の反応を尋ねられた佐藤は「僕の両親はどの役やっても心配するんですが、剣心も巴もかわいそうって言っています(笑)。何回も劇場へ通ってくれているみたいです」と明かし、自身のYouTubeでアクションのメイキング映像を公開した後、俳優の鈴木亮平から「マジですごい」と連絡があったそうで、劇場で観たという綾野剛からも「大傑作だね」と長文で感想が届いたそう。
最後に、大友監督は「今日はこうやって2人も参加してくれて、作品に対する愛情を改めてしみじみ感じました。今日IMAXで観て、ここもスタッフは頑張ってくれてたんだなって僕自身初めて気づくこともあった。ぜひ大画面で楽しんでいただきたいので、皆さんの周りへぜひ宣伝していただけると嬉しいです」と挨拶。
江口は「良い作品を観ていただき、エンターテインメントから得るエネルギーを感じて、映画業界を一緒に盛り上げてほしいです」、佐藤は「いつかシリーズ通してみんなで語り合う機会を作れたらと思っています。もしかしたら、まだまだ良いことがあるかもしれないので、その時にまたお会いしましょう」と今後に期待を込めていた。