第74回カンヌ映画祭ポスター公開、スパイク・リーへオマージュ
2021年6月19日 07:00
7月6日(現地時間)から開催される第74回カンヌ国際映画祭のポスターが、映画祭公式サイトでお披露目された。
公開されたポスターは、カンヌ市の象徴であるナツメヤシの木と空を飛ぶ鳥、今年の審査員長を務めるスパイク・リー監督の顔を用いたデザイン。リー監督のデビュー作「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」(85)に合わせたモノクローム写真に、金色で文字とパルムドールのマークがあしらわれている。公式サイトには、今年映画祭を開催できる喜びとともに、リー監督の功績を讃えた文章が掲載されている。
6月3日にラインナップが発表され、日本から濱口竜介の「ドライブ・マイ・カー」がコンペティションに入選。また、小野田寛郎(おのだひろお)旧陸軍少尉の物語を、フランスのアルチュール・アラリ監督が全編日本語、日本人キャストで撮りあげた「ONODA(原題)」が「ある視点」部門オープニング作品として上映されることも追加発表された。栄誉パルムドールはジョディ・フォスターに贈られる。