「スパゲティコード・ラブ」21年公開&上海国際映画祭出品! 愛を模索する若者13人の物語が連鎖
2021年6月1日 18:00
数々のトップアーティストのMVや、ナショナルブランドの広告を数多く手がける映像クリエイター・丸山健志の初長編映画「スパゲティコード・ラブ」が、2021年に公開されることが決定。あわせて、第24回上海国際映画祭(6月11~20日)のGALA部門に正式出品されたことがわかった。
タイトルに使用された“スパゲティコード”とは、解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードのこと。本作は、13人の若者たちの生き方が複雑に連鎖していく様を、エモーショナルで、常識に縛られないスタイリッシュな映像でつづる青春群像劇。フードデリバリー配達員、シンガーソングライター、広告クリエイター、カメラマン、高校生、モデルなど、現在を生きる多種多様な人物たちの行動が絡み合い、思いがけないエンディングを迎える。
丸山監督は「ラビリンス」(MONDO GROSSO feat. 満島ひかり)のMVで「MTV VMA2017」のBest Dance Videoを受賞。その才能に共鳴し、倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子、古畑新之、青木柚、xiangyu(シャンユー)、香川沙耶、上大迫祐希、三谷麟太郎、佐藤睦、ゆりやんレトリィバァ、土村芳といったキャストが集結している。
「スパゲティコード・ラブ」の脚本は、「五億円のじんせい」の蛭田直美が担当している。21年に全国公開。丸山監督、キャストのコメントは、以下の通り。
先日完成したばかりでまだ客観的になれないのですが、ただ思うのは、理想的なキャスト陣と最高のクリエイター達とこのアンサンブルを創ることができたこと、またこの状況下で作品を発表できることに感謝しています。
このオリジナル映画が皆様にどう受け止められるのかとハラハラしていますが、どうぞよろしくお願いします。
脚本を読ませていただき、どんな映画になるのだろうと、高揚したのを覚えています。“人それぞれの表面的なもの、本質的なもの、理想、現実、執着、幸せ”を誰もが感じたことのある、日常に渦巻く様々なものが交じり合いながら、進んでいく。そんな様子に感情を揺さぶられました。丸山健志監督の繊細かつエモーショナルな演出、脚本に込められた様々な想い。魅力あるキャストの方々との共演。この作品に参加できたことがとても光栄です。公開が楽しみです。是非劇場でご覧ください。
理想と現実の間でもがくそれぞれの人生が、ほんの一瞬交差する。そんな奇跡的な瞬間を、さりげなく、かつ大胆に表現できたらと思って作品に臨みました。笑ったり、怒ったり、泣いたり、歌ったり、忙しく過ごした撮影の毎日がとても楽しかったです。沢山の方に観ていただけますように。
大森慎吾役を演じました清水尋也です。現代の街並みの中、それぞれの人生が複雑に絡まり合っていく。
そんなリアルな質感で描かれたストーリーを、大切に作り上げていきたいという思いで演じました。
それぞれがどんな思いで何処へ行き着くのか。皆様に早くお届けしたいです。
一見規則正しく並んでいるように見えて、実は様々な事がぐちゃぐちゃに絡み合った社会。
その絡み合った社会を潔しとせず、多少極端であっても「自分」を貫き通そうとする凛が、私は大好きでした。
作品の中で叫ばれる様々な声に、ぜひ耳を傾けて頂けると嬉しいです。
昨年の夏、撮影を無事にやり遂げることができて関わった方に感謝しております。
こうした複数の人物からの視点で描かれる大きなアンサンブル作品に関われて嬉しいです。
僕としては一人でも、誰かと見ても良いようなテーマの作品だと思いますし、なにより観た側は何を思うのか気になります。是非ご覧になって下さい。
僕が演じた、純粋でひたむきな圭ちゃんは、もし彼が現実で友達だったならきっと色々な相談をしてしまうくらい、僕自身とても好きな人物です。日頃、何の気なしにすれ違っている他人にも、自分と同じように唯一無二の物語が流れているという事を認識させられる丸山監督の世界。是非、劇場でご覧頂きたい群像劇です。
初めて脚本を読んだ時、出会った事のない映像が頭の中に浮かんで、すごくワクワクしたのを覚えています。
お芝居自体が初挑戦だったので、右も左も分からずでしたが、大家族みたいなあったかいチームのお陰で、最後までのびのびと楽しくいれました。みなさま公開を楽しみにしていて下さい!
初めての、お芝居でした。お芝居をしていて、夏美と共感できる部分はあったのですが、演技のスキル的に気持ちの入れ方が大変だなと思いました。というのは、夏美の行動を私は経験したことはないのでわからない部分もありましたが、愛に臆病になる女の子、愛を求めながら自分自身と戦う気持ち、女の子として愛に関して思うことが似ているところがあり、なんとか自然体に演じることができたような気がします。実際、リアルにみんな形は違えども世の中でこんな気持ちになっている女の子は少なくはないと思います。自分の今が作品の誰に近いのか、色々重ねてみて、いい意味で自分を考える素敵な時間になると思います。公開が楽しみです!
脚本を読んで、交錯する人間模様に引き込まれました。現場では丸山監督はじめ、スタッフさんの作り出す暖かい空気の中で等身大の小川花を演じることができたと思います。人間味のある一人一人の登場人物に、どこか共感してもらえる部分があると思うので、この社会を生きる皆さんに観ていただきたいです。
宍戸一樹は、すごく賢いのですが、他の人とは違う独特な考えを持っている男の子です。
自分の想像を超えて物事を考える一樹を演じることは、新鮮そのものでした。
ただ、そんな一樹の中に自分と重なる部分が多々あり、宍戸一樹という存在を創造し、彼として生きる時間はとても楽しく、幸せでした。
今まであまり演じた事のないような役でしたが、共感を持ってくださる女性の方も絶対にいる!と思ったので、楽しかったです。監督をはじめ、皆さん作品づくりに対して誠実かつとてもあたたかい雰囲気で、安心してお芝居ができました。魅力的な出演者の方々をスクリーンで観るのが楽しみです!是非、劇場でご覧ください
撮影時、偶然にも私は梅子と同じような悩みを抱えていました。撮影を通して、梅子と桃子の関係を体験したらなんか私の悩みなんか人からみたらどうでもいいことだし、そんなどうでもいいことに悩んじゃってる自分ってなんか憎めないなって自分のことを少し好きになれました。きっとご覧くださるあなたもどういう形かどういう気持ちになるかはわかりませんが、素敵な気持ちになる体験をされるのではないでしょうか。
それから、ピーナッツバターが思い出の食品になりました。(意外と一気には飲み込めないものだと知りました)
人の数だけ人生があって、一つ一つ絡み合って「世の中」が回っていること、その中で悩んだり苦しんだり、日々戦いながら様々な顔を見せる登場人物達が、だんだん愛おしくなってくる感覚。私自身この作品から受け取るものが沢山ありました。それぞれのエピソードが映画として一つになった時、そこにはどんな世界が広がっているのか、皆さんのもとへ届く日が今からとても楽しみです。
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