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「半年でバラ3000本を枯らした」 起業家の失敗エピソードにジェーン・スーが驚き

2021年5月20日 17:00

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(左から)ジェーン・スー氏、田中綾華氏
(左から)ジェーン・スー氏、田中綾華氏
(C)2020 LA FINE FLEUR - ESTRELLA PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA

大統領の料理人」「偉大なるマルグリット」などで知られるフランスの名女優カトリーヌ・フロが主演を務める「ローズメイカー 奇跡のバラ」のトークショーが5月19日、都内で開催され、コラムニストのジェーン・スー氏と、食用バラを栽培し、生産・商品開発・販売を行うROSE LABO代表で起業家の田中綾華氏が登壇した。

本作は、倒産寸前のバラ園を営むエヴ(フロ)が、職業訓練所から派遣された3人の素人たちと新品種コンクールに挑むさまを描く。

バラへの情熱が強く頑固な主人公エヴについて、田中氏は「バラに関しては私も頑固。こだわりが強すぎて思いが熱い分、妥協ができないので、エヴの『バラが私の人生なの』というセリフに痺れました」と明かす。

また、スー氏が「エヴの諦めなさが大事だね。孤軍奮闘とはいえ、(助手の)ヴェラのような自分の信念を信じてくれる人が近くにいるのは大切だと思います」と語ると、田中氏も「情熱が大事だなと思います。私は農業が未経験だったけれど、バラが好きという情熱だけでここまでこれました。そして、失敗しても支えてくれた仲間がいたからこそ、周りを信じ切ることができた」と周囲の助けに感謝。さらに、「起業して半年で3000本を枯らしてしまった経験がある」という驚きの“失敗エピソード”で、スー氏と観客を驚かせた。

最後に、スー氏は「世の中から見たら冴えないなあと見える人でも、バラのように大輪の花を咲かせる可能性があることを気付かされる映画です」、田中氏は「バラの美しさ、品種改良の描写は一農家として嬉しい。そして、友情や人との出会いで何歳でも人って変わっていくのだと実感できる作品でした」と本作の魅力をアピールした。

ローズメイカー 奇跡のバラ」は、5月28日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。


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