「スパイダーマン スパイダーバース」続編の監督トリオが決定
2021年5月2日 10:00
米アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン スパイダーバース」の続編「スパイダーマン スパイダーバース2(仮題)」で監督を務める3人が発表された。
2018年公開の「スパイダーマン スパイダーバース」は、時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメ。「LEGO(R) ムービー」のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが脚本、制作を担当し、ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3人が監督を務めた。
現在、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションで製作中の続編の脚本は、ロードとミラーに加えて、デイブ・キャラハム(「ワンダーウーマン 1984」「ゾンビランド ダブルタップ」)が参加。監督は、ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンの3人が務めている。
サントスとトンプソンは、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションのベテランで、本作が監督デビューとなる。パワーズは、ピクサー作品「ソウルフル・ワールド」(ピート・ドクター監督)で共同監督と脚本を務めている。
監督チームはこのほど、共同声明を発表。「『スパイダーマン スパイダーバース』の製作陣はとんでもなく高いハードルを設定してくれました。わたしたちはマイルス・モラレスの物語の次章を描くという挑戦に謙虚に取り組んでいます」と意気込みを語っている。
「スパイダーマン スパイダーバース2(仮題)」は、22年10月7日全米公開予定。