青木崇高「邪神の天秤」に主演! 「殺人分析班」シリーズのユニバース作品が誕生
2021年4月30日 06:00

俳優の青木崇高が、2022年に放送・配信されるWOWOWの「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」に主演することが明らかになった。青木は、同局がこれまでに3度映像化してきた「殺人分析班」シリーズで演じてきた鷹野秀昭に扮し、公安警察を舞台にエジプト神話を模した猟奇殺人事件に挑むことになる。
15年から同枠で放送されている、「殺人分析班」シリーズのユニバース作品という位置づけとなる。これまで木村文乃主演で女性刑事・如月塔子の活躍を描く「石の繭 殺人分析班」(15)、「水晶の鼓動 殺人分析班」(16)、「蝶の力学 殺人分析班」の3本が制作されてきたが、今作では捜査一課のエースだった鷹野が異動した公安部で事件解決に奮闘する新シリーズ「公安分析班」だ。
原作は、麻見和史氏の「邪神の天秤 警視庁公安分析班」「偽神の審判 警視庁公安分析班」(いずれも講談社刊)。都内で爆破事件が起こり、その近くで与党大物議員の殺害事件が発生する。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が現場に残されていた。鷹野は持ち前の推理力で事件と向き合おうとするが、周囲からは「公安には公安のやり方がある」と一蹴されてしまう。秘密主義が蔓延する公安で、鷹野は難事件の解決の糸口をつかめるのか……。
青木は、「殺人分析班」シリーズに触れながら「WOWOWでしかできないような迫力とリアリティのある3作品を経て、さらにスケールアップした今回の『邪神の天秤』です。演出の内片監督をはじめ、信頼できる同じスタッフのみなさん、そして新キャストと創れるこの喜びはとてつもなく大きいです」と新シリーズ制作を喜ぶ。自らの役どころについても「主人公の鷹野は私自身が大ファンなので、また演じることができて大変嬉しいです。演出、スタッフ、キャストに支えられ、さらに魅力的なキャラクターになっていると思います」と手応えのほどをうかがわせている。
さらに、「『公安』については職務上、世間に知られていないためか、あまりいい印象に描かれることが少ないと思われます。しかし、間違いなく彼らは、強い信念をもって捜査に向き合っています。映像、美術、ストーリーのクオリティは、他の警察ドラマでは観られないレベルだと断言できます。このような状況下ですが、スタッフ、キャスト一丸となって創っております。ぜひご期待ください」とコメントを寄せた。
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