瀬戸康史“育休のリアル”に直面! 「男コピーライター、育休をとる。」WOWOWでドラマ化
2021年4月28日 12:00
瀬戸康史が、WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」に主演することが決定。WOWOWドラマ初主演となり、6カ月の育児休業(以下「育休」)の取得を決意した広告代理店勤務のコピーライターを演じることになった。
原作は、男性会社員による紙媒体の単著としては日本初の育児休業体験記「男コピーライター、育休をとる。」(著:魚返洋平氏、大和書房刊)。同作で紡がれたのは、コピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、面白さに満ちた育休の6カ月。育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察している。
魚返洋介(瀬戸)は、広告代理店に勤めるコピーライターだ。妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6カ月の育休の取得を決意する。半年という長期間の育休は、社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出る。そして、娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。
脚本は、監督作「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」が話題を呼んだ細川徹。監督は、斬新な映像表現でコミカルの新感覚を生み出す鬼才・山口淳太(ヨーロッパ企画)が務めている。各界の才能の融合によるアンサンブルにも注目だ。
「男コピーライター、育休をとる。」は、WOWOWプライムにて7月9日より放送(全6回)、同日にWOWOWオンデマンドで一挙配信(全12話)。なお、WOWOWオンデマンドでは、6月25日から第1、2話を先行配信する。瀬戸、細川、山口監督のコメントは以下の通り。
育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…(笑)。
育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。
そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。
この作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。
それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。
ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。
このドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。
夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。
いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。
今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!
原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。
そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。
とにかく笑えて、思いっきり泣ける、だれもが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。
見所は、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。
ぜひご期待ください。
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