WIT STUDIO最新作「王様ランキング」主人公ボッジ役に日向未南、カゲ役に村瀬歩 ティザーPV公開
2021年4月23日 15:00
十日草輔氏のファンタジー漫画をテレビアニメ化する「王様ランキング」に、主人公のボッジ役で日向未南、ボッジの友だちとなるカゲ役で村瀬歩の出演が決定した。2人の声を収録したティザープロモーションビデオが公開されたほか、メインスタッフも発表されている。
原作は、漫画投稿サイト「マンガハック」で連載中で、単行本(KADOKAWA刊)の累計発行部数120万部を突破。国力や兵力などを総合的に判断して格付ける“王様ランキング”が存在する世界を舞台に、心優しき王子・ボッジが、さまざまな困難に立ち向かいながら波乱万丈の人生を歩む姿を描く。今年1月に第1部が完結しており、単行本最新第10巻は4月12日発売。
日向演じるボッジは、生まれつき耳が聞こえず、剣すら振れない非力さで国民からも蔑まれながらも、世界一立派な王様になることを夢見る、ランキング第7位・ボッス王国の第一王子。日向は「こんなに素敵な作品に関わらせていただけることがとても幸せです。今は緊張や不安もありますが、それよりも大きな希望に満ちています。ボッジやカゲはもちろん、たくさんの魅力的なキャラクターたちの勇姿を見届けてください」と視聴者に呼びかけた。
村瀬が担当するカゲは、根絶やしにされた暗殺集団「影の一族」の生き残りで、盗みを生業としながらも、ボッジの親友になるキャラクターだ。村瀬は「人を信じる強さ、弱い自分と何度でも戦う姿。そんなボッジを見届ける旅に、陰ながら相棒として携われることがとても幸せです。収録もすでに始まっているのですが、絵がとにかくすごいんです。負けてらんねえ! と毎週挑めるのもまた幸せです」と作品の見どころを紹介している。
ボッジとカゲの出会いを描くティザーPVには、ボッジの父であるボッス王や、異母弟である第二王子のダイダといったメインキャラクターたちも登場。各国の王が順位を付けられる“王様ランキング”のシステムについても言及されている。
監督には「ブギーポップは笑わない」(副監督)の八田洋介を迎え、シリーズ構成を「ハイキュー!!」シリーズの岸本卓、キャラクターデザイン・総作画監督を「東京マグニチュード8.0」の野崎あつこが務める。アニメーション制作は「進撃の巨人シーズン1~3」「甲鉄城のカバネリ」のWIT STUDIOが、同社の10周年記念作品として手がける。10月からフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで放送開始。
ボッジ役を担当いたします、日向未南です。
こんなに素敵な作品に関わらせていただけることがとても幸せです。
今は緊張や不安もありますが、それよりも大きな希望に満ちています。
ボッジやカゲはもちろん、たくさんの魅力的なキャラクターたちの勇姿を見届けてください。よろしくお願いいたします!
人を信じる強さ、弱い自分と何度でも戦う姿。そんなボッジを見届ける旅に、陰ながら相棒として携われることがとても幸せです。
収録もすでに始まっているのですが、絵がとにかくすごいんです。
負けてらんねえ! と毎週挑めるのもまた幸せです。
ぜひご期待ください!
原作は第一部完となりましたが、今この文章を書いている最中にも最終話を見返して目頭を熱くしています。良くも悪くも自分の気持ちにまっすぐなキャラクター達の姿は痛快で、泣き笑いしながら「こんな風に生きられたら!」などと鼻息を荒くして興奮する場面が幾度となくありました。
そんな場面、物語をアニメでもしっかりと皆様にお届けできたらと思っております。
原作にいただいたパッワー―ッ!! を少しでもお返しできるように、そしてたくさんの方々に楽しんでいただけるように、スタッフ一同全力で制作してまいります。
このコメントを書く1週間前、第1話のアフレコがありました。そこで初めて映像を見ましたが、シナリオを書きながら想像していたそれを遥かに超えていました。
ほのぼのした絵なのに容赦ないストーリーの原作を、十二分に表現していました。
この作品に参加できて、幸せだと思いました。