レディー・ガガ主演、リドリー・スコット監督のグッチ映画にサルマ・ハエックが出演
2021年4月16日 17:00
本作は、1995年に起きたグッチ創業者グッチオ・グッチの孫マウリツィオ暗殺事件を描く意欲作。貧しい家庭に育った野心家のパトリツィア・レッジアーニは、財産目当てでマウリツィオとの結婚にこぎつけるも、やがて彼女の本性に気づいたマウリツィオに捨てられたことから、殺し屋を雇って夫を殺害。暗殺の首謀者として懲役29年の有罪判決を受け、18年間服役したのち2016年に釈放された。
映画は、2001年のサラ・ゲイ・フォーデン著「ザ・ハウス・オブ・グッチ(原題:The House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed)」をもとに、ロベルト・ベンティベーニャが脚本を執筆。パトリツィア役を「アリー スター誕生」で本格女優デビューしたガガ、元夫のマウリツィオ役をアダム・ドライバーが演じる。
米Deadlineによれば、スコット監督の妻でプロデューサーのジャンニーナ・スコットは、このグッチ映画の企画についてハエックと約20年前から話し合ってきたとのこと。ハエックは、パトリツィアの友人で殺害計画に加わったピナ・オーリエンマ役を演じる。ほかに、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、ジャック・ヒューストンが共演する。
スコット夫妻の製作会社スコット・フリーがプロデュースする「House of Gucci(原題)」は、11月24日全米公開の予定。
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