楽器未経験のジョセフィーヌ・ジャピが猛特訓で体現!「ラブ・セカンド・サイト」ピアノ連弾シーン入手

2021年4月11日 09:00


ヒロインのオリヴィアを演じたジョセフィーヌ・ジャピ(左)
ヒロインのオリヴィアを演じたジョセフィーヌ・ジャピ(左)

フランスで大ヒットを記録した「あしたは最高のはじまり」のユーゴ・ジェラン監督と、「エール!」の製作陣がタッグを組んだ「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」の本編映像を、映画.comが独占入手した。ヒロイン役のジョセフィーヌ・ジャピ(「最後のマイ・ウェイ」)の役者魂もうかがえる“ピアノの連弾シーン”となっている。

本作は、若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれたオリジナルラブストーリー。フランスの映画情報サイト「ALLOCINE」の2010年代のロマンティックコメディ映画ランキングで、名作「アバウト・タイム 愛おしい時間について」をおさえ第1位を獲得している。

高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジャピ)だったが、結婚から10年が経ち、ラファエルは長年の夢だったSF作家として成功していく。一方、オリヴィアは小さなピアノ教室を開いており、自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、我慢の限界に達したふたりは大喧嘩に。翌朝ラファエルは、自分がしがない中学校教師になり、オリヴィアが人気ピアニストとして活躍する“もうひとつの世界”で目覚める。その世界のオリヴィアは、ラファエルのことを知らず別の相手との結婚を決意していたが、元の世界では自分勝手だったラファエルの恋が、別世界で愛に変わっていく。

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映像では、ラファエルとオリヴィアがピアノの連弾をする光景を活写。オリヴィアに手を取られつつ、一緒にピアノを弾くラファエル――それは、初めて出会った時に彼女が弾いていたのと同じ曲だった。高校生だった頃の気持ちを思い出すと同時に、ラファエルは“元の世界”で、自分がいかに自己中心的だったかと気付いてしまう。自身の小説のヒントをオリヴィアからもらっていたものの、逆に彼女のピアノにはほとんど触れていなかったのだ。その事実に呆然としてしまうラファエルの心情を、少し切なくも美しいメロディがかき立てるシーンとなっている。

オリヴィアは“もうひとつの世界”では人気ピアニスト。役に扮したジャピは、楽器を弾いた経験がなかった状態から数カ月のハードな特訓を重ねたという。

ジャピ「ピアノ演奏自体が、祖母との絆や恋人との関係という、オリヴィアに関するいろんなことを物語っているし、ピアニストは自分自身の総てをかけて演奏すると思うの。女優として、そこは外せなかった」

また“元の世界”と“もうひとつの世界”の演じ分けについて「ピアニストのオリヴィアは、アーティストとして成功しているにも関わらず、軽やかで、ある意味無頓着な部分を自分の中に残しているところが好き。成功しているからといって、お高くとまったり自惚れたりしないのはとても難しいことだと思う」と語るジャピ。映像でも、ラファエルに優しく寄り添い、演奏後に「失敗だ」と語る彼に、オリヴィアは「いいえ すてきだった」と笑顔を見せる。ピアノの繊細なメロディとともに、オリヴィアの魅力が全面に出たシーンとなっている。

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は、5月7日から東京・新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国で順次公開。

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