本物の金メダル提げ感無量の田中圭、「ヒノマルソウル」も「金メダル欲しい」
2021年4月5日 21:26

1998年の長野五輪スキージャンプ・ラージヒル団体で金メダルを獲得した日本代表のテストジャンパーたちの知られざる実話を基にした映画「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」の完成披露試写会が4月5日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。
主演の田中圭をはじめ土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、日向坂46の小坂菜緒、飯塚健監督が舞台挨拶。94年のリレハンメルでは銀メダルを獲得したが、長野ではテストジャンパーとなった西方仁也役の田中は「スタッフ、キャスト、エキストラで出ていただいた長野県民らいろいろな方が支えてくださり素敵な映画が誕生した」と自信のほどをうかがわせた。
当初は東京五輪を前にした昨年6月公開の予定で、新型コロナウイルスの影響で約1年延期されたが、田中は「楽しみが1年延びたというワクワクがあった」と前向きな姿勢。西方の妻役の土屋も、「スポーツの感動を、たくさんの人に届けたい」と意欲を見せた。

西方と金メダリストの原田雅彦も登壇。田中は、「西方さんはすごく人間っぽい人。撮影中にお会いしてさらにギアが入った。西方さんにイヤだと思われるのが一番イヤだった」と振り返った。
西方は、当時に思いをはせ「複雑な気持ちで参加したが、金メダルを獲ることができ少しでも貢献できてうれしかった。テストジャンパー25人で集合写真を撮ったら、皆がやったぞという顔をしていて、それが今でも誇りです」と笑顔。映画については「田中さんが私の心の内を正確に細かく演じていただいて感謝しています。たくさんの子どもたちが見て、五輪選手になりたいという夢を持ってくれれば」と期待を寄せた。


写真撮影では、田中が原田から金メダルをかけてもらうサプライズがあり「一瞬、(涙が出そうで)危なかったほどグッときた。撮影の時も触らせていただいたけれど、何度見ても重いっすね」と感激の面持ち。そして、「映画も金メダルが欲しいんで、腰を低くして宣伝の方、よろしくお願いします」と観客に訴えていた。
「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」は、5月7日から全国で公開される。
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