「魔法使いの嫁」完全新作、3部作のOADシリーズ「西の少年と青嵐の騎士」制作決定
2021年4月1日 22:30

ヤマザキコレ氏のファンタジー漫画を原作とする「魔法使いの嫁」の完全新作アニメーションシリーズの制作が決定した。3部作のOADとして、原作コミックス第16~18巻の特装版付属のブルーレイに収録される。第16巻は原作者描き下ろしイラストを用いた全巻収納特製ボックス付きで、9月10日に4980円(税込み)で発売。
「月刊コミックガーデン」(マッグガーデン刊)ほかで連載中の原作は、シリーズ累計650万部を突破する人気作。身寄りのない15歳の少女・羽鳥チセが、魔法使いのエリアス・エインズワースによって花嫁候補として買われ、彼の弟子としてともに過ごす日々を描く。2017年にテレビアニメ化され、19年には舞台化も果たしている。
OADシリーズのタイトルは「魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士」で、カルタフィルスがひとときの眠りにつき、チセが学院の聴講生になる少し前の物語が描かれる。学院への招待が届き準備を進めるチセたちのもとに、不気味な馬を連れたスプリガンが現れ「今回の亡霊猟団の様子がおかしい」と語る。一方、倫敦(ロンドン)から移り住み日々に退屈する少年・ガブリエルは、窓の先に見えた紫煙を追いかけて家を抜け出し、魔法使いたちの世界と出会う。
キャストはテレビアニメ版から続投。チセ役の種崎敦美は「あの『まほよめ』の世界が。またアニメーションで見られます。幸せです。同じ気持ちでいてくださる方、待っていてくださった方にまたお届けできることがとてもうれしいです。変わらず、大切に臨ませていただきます」とOAD化を喜び、エリアス役の竹内良太は「新たな物語、新たな登場人物……。新たな者たちと触れ合うことにより、チセやエリアスがどう成長していくのか……何を感じるのか。演じる側として、収録がとても楽しみです! 以前取材やイベントで、エリアスが自分から離れて、息づいていると話したことがありました。再び演じるにあたり、もう一度エリアスのことを深く思考し、寄り添ってお芝居していきたいと思います!」と意気込みを語った。
スタッフは、キャラクターデザインの加藤寛崇、脚本の高羽彩らがテレビアニメ版から続投。「オーバーロードIII」(演出ほか)の寺澤和晃が監督、「ウマ娘 プリティーダービー」の米内山陽子が脚本として参加し、アニメーション制作を新設されたスタジオカフカが行う。新規カットや新録キャラクターボイスを収録したアニメーションプロモーションビデオと、スタジオカフカによる描き下ろしメインビジュアルも公開されている。
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