トーマス・ハイゼ監督レトロスペクティブ4月3日開催 初期4作品、計318分を1日で上映
2021年3月28日 18:30

1970年代後半から旧東ドイツでドキュメンタリーを制作してきたトーマス・ハイゼ監督の最新作「ハイゼ家 百年」の日本初公開を記念した2部制のイベント「トーマス・ハイゼ レトロスペクティブ<初期作品特集>」が、4月3日、ゲーテ・インスティトゥート東京で開催される。
イベント第1部ではベルリンの壁が崩壊するまで上映が禁止されてきたハイゼ監督の80年代の初期3作品の日本初上映と、本上映会に合わせて日本語字幕を制作したドイツ映画研究者である渋谷哲也氏のレクチャーを行う。第2部では2009年にベルリン国際映画祭フォーラム部門でプレミア上映され世界中の映画祭で高い評価を得たハイゼ監督の代表作の一つ「マテリアル」を上映。ベルリン在住のハイゼ監督をZoomでつなぎ、ドイツ文学者・翻訳家の松永美穂氏と渋谷哲也氏を交え、ハイゼ監督のフィルムメイキングから最新作「ハイゼ家 百年」について公開インタビューが実施される予定だ。
映画制作を始めた東ドイツ時代からドイツ統一後の変化、その中で家族史に注目してゆくことの意味など、知られざるハイゼ監督の素顔と作品が制作された背景にある今はなき社会主義国家・東ドイツに迫るイベントだ。「ハイゼ家 百年」は、4月24日からシアター・イメージフォーラムほか全国で公開。
第1部
10:00-10:36 「一体何故この連中の映画を作るのか?」(1980年36分)
10:45-11:41 「家」(1984年56分)
11:45-13:00 お昼休憩
13:00-14:00 「人民警察」(1985年60分)
14:00-14:45 渋谷哲也氏レクチャー 「日常と個人の記録から辿る激動の社会史 トーマス・ハイゼの映画手法」
学生無料※参加時間、退席自由
「ハイゼ家 百年」特別鑑賞券1800円(一般当日・2300円の処)も販売する。
(C)ma.ja.de filmproduktions / Thomas Heise
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ