小栗旬主演「日本沈没」劇中カット初披露! 松山ケンイチ、杏、香川照之ら強烈な存在感
2021年3月20日 12:00
「日本沈没」は、1973年に刊行された小松左京氏の不朽の名作。これまでに何度となく映画化、ドラマ化、アニメ化されてきたが、今作では舞台を2023年の東京に置き換え、主人公を含むオリジナルキャラクターが登場するなど大胆なアレンジを加えて制作する。小栗のほか松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之という実力派が顔を揃えたことでも話題を呼んでいる。
ドラマで描かれる2023年は、東山総理(仲村)が “未来の日本”を見据え各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足し、そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗)、経産省の常盤紘一(松山)も選ばれているという設定。そんな折、週刊誌に関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川)の記事が掲載される。田所と会った天海は「伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を聞かされる。そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。一抹の不安を抱えながら、常盤とスキューバーダイビングに出かけた天海は衝撃的な出来事に遭遇してしまう。
初公開となった劇中カットでは、小栗扮する主人公の天海が経産省の常盤とデモ隊を前にするシーン、スクープを狙う実梨と秘密裏に接触するシーンなどを確認することができる。さらに天海と常盤が東山総理と面会する様子や、内閣府に招かれた田所博士の様子からは、俳優陣の個性がぶつかり合うさまを見て取れるほどに、強烈なインパクトを放っている。
なお本編放送に先駆け、3月21日午前1時58分から特別番組「超速報!! 日曜劇場『日本沈没』ナビ」を放送(一部地域を除く)。10月期の放送作品の特別番組を3月に放送するのは、異例といえる。メイキング映像やキャスト陣のインタビューなどが準備されているという。