【第44回日本アカデミー賞】草なぎ剛「ミッドナイトスワン」で初の最優秀主演男優賞!
2021年3月19日 22:50

第44回日本アカデミー賞の授賞式が3月19日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「ミッドナイトスワン」の草なぎ剛が自身初となる最優秀主演男優賞に輝いた。
内田英治監督が手がけた「ミッドナイトスワン」は、トランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描いたオリジナル映画。草なぎは“母性”が芽生えていく凪沙役に挑戦し、第63回ブルーリボン賞の主演男優賞に受賞していた。

発表前には「最初に脚本を読んだ時に、どういう感情かわからない“涙”があふれてきたんです。あまり難しいことを考えず、観客の方に、僕自身が最初に流した“涙”、気持ちを伝えられればいいなと思っていました」と振り返った草なぎ。日本アカデミー賞は初受賞となったため、「こんな場所に呼んで頂いて……やっぱりひと味もふた味も違いますね」と心境を吐露した。
授賞式では、同部門の優秀賞に輝いた菅田将暉との再会を楽しみにしていたようだ。「5年くらい前、番組で共演したんですが、名古屋の方にあるおすすめの公園に連れて行ってくれたんです。それが印象的。その後、菅田君はめちゃくちゃ活躍されていたので……もっと良くしておけばよかったなと(笑)」(草なぎ)とエピソードが明かされると、菅田は「光栄ですね。公園に行ったことを覚えてて下さって…また行きましょう」と切り返していた。

最優秀賞発表時、自身の名前が読み上げられると、草なぎは深々と頭を下げた後、ステージへ。プレゼンターのシム・ウンギョンから同部門のブロンズを受け取ると「マジっすか……、ごめんなさい。なんか頭が真っ白になってしまって」と打ち明け、歓喜のコメントを口にした。
草なぎ「今まで皆さんと仕事をさせて頂いたこととか、皆さんに応援して頂いていることとか、(香取)慎吾ちゃんとか、(稲垣)吾郎さんとか、本当に近い人たちが支えてくれて、今日この舞台に立つことができたので嬉しいです。映画って、作り手の方、役者の気持ち、色んな方向性があるとは思うんですが、ひとりひとりの人生がより良く、自由にまっとうできるような作品づくり――人と人との関りの中で、これからも自分の人生をまっとうしていきたいと思います」
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

この作品がすんごい!!
【中毒者、大量発生中!!】配信直後から超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”!!
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【怖い!楽しい!観たことない――!!】超人気ホラー最新作! “最後の頂上決戦”、開幕!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート

人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート