アトラス山脈、モロッコの山奥に暮らす姉妹映すドキュメンタリー「ハウス・イン・ザ・フィールズ」4月9日公開
2021年3月18日 16:00

2020年に劇場公開を予定していたもののコロナ禍で延期されていたドキュメンタリー「ハウス・イン・ザ・フィールズ」の公開日が4月9日に決定した。モロッコの山奥に暮らすアマズィーグ人の姉妹の日々の営みを切り取った予告編もお披露目された。
アトラス山脈の四季折々の自然風景と、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹の慎ましくも美しい日々の営みを記録したドキュメンタリー。第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされたほか、世界の映画祭に出品され話題を集めた。
アフリカ北西部に広大に走るアトラス山脈の一部、モロッコの高アトラス南西地域。そこに住むアマズィーグ人は、信心深く、伝統を重んじ、自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送っている。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド監督は、本作の製作にあたり、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしたという。雄大なアトラス山脈の四季折々の自然の中で、被写体に寄り添った親密な映像は、失われつつある生活様式や文化を記録しながら、人々の内なる想いをも紡いでいく。

弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することになる。「結婚するのが怖い。だけど義務だから」と胸のうちを語るファーティマ。ハディージャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていく。2人の揺れ動く想いをよそに、その日はやって来る。
「ハウス・イン・ザ・フィールズ」は、4月9日からアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
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