たったひとりで製作7年「JUNK HEAD」 不気味可愛い地底生物・マリガンを総まとめ!
2021年3月17日 21:00

「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督が絶賛したSFストップモーションアニメ「JUNK HEAD」(3月26日公開)のキャラクター画像が、このほど一挙にお披露目された。個性豊かで“不気味可愛い”地底生物・マリガン”の全貌が明らかになっている。
本作は、堀貴秀監督が独学で作り始め、7年をかけて完成させた作品。内装業が本職の堀監督は、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果、音楽の全てをひとりで担い、総ショット数は約14万コマ。2017年、北米最大のジャンル映画祭との呼び声も高いファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を獲得し、同年のファンタスティック映画祭で新人監督賞を受賞している。
マリガンとは、本作の主人公・パートンが地上世界の人口減少により、地下世界に地下調査員として生態調査をするうちに出会うキャラクター。用途別に6種類が創造され、それ以外はクローンとされていたが、廃墟となった地下都市に変異体として生命を実らせた“木”が出現。以降、その“木”を中心に独自の多様性を持つ生態系のマリガン達が生まれている。男女のような形態はあるが、生殖能力は機能していない。
(C)2021 MAGNET/YAMIKENマリガンを生み出す生命の木になる母体。一度死ぬことで樹状に変異し数百のマリガン種子を実らせる。カープバール都市に初めて変異した原始の樹があると言われている。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN脳を強化されたマリガンで知能指数は650。助手は、サトウ(男型)とアダチ(女型)。ペットのIQ-P(アイキュウピー)は、ルーチータイプの頭部幼体を乗せた飼育バギー。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN博士によってひとつのマリガン種子を3分割して作られたチョット頭の悪い兄弟。
(C)2021 MAGNET/YAMIKENニコは、マリガン生命システムの生命の木として生まれた女形マリガン。ホクロは、ニコが拾われた頃から一緒に育つ異形種。
(C)2021 MAGNET/YAMIKENいつも飢えているが狂暴性は無い。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN高級食材クノコを見て奪おうとするサギ師。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN人間のクローンボディーに寄生させた子実体を高級食材クノコとして販売。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN職長のペリオットは、決断力はあるがプライドが高い。部下のポルチーノは、職長のご機嫌取りだ。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN筋肉強化女型マリガン。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN地方政府に支給された種子から生まれたマリガン幼生体。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN仲良しの3体。何の意味も無く座り込んでいる。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN色々な種に変異する可能性を秘めた小動物。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN巣穴を作りその前に触手を張り巡らせ、獲物を待っている。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN知能の低い野生動物。腕力だけは強い。
(C)2021 MAGNET/YAMIKENお尻は可愛いが、狂暴な性格。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN出生不明な異形生物。皮膚がダイラタント特性を持つため、高速な弾などは弾き返す(補足:ダイラタント流体=急激な変形に対しては固体的に振る舞い、 ゆっくりとした変形に対しては流動性を示す。水に溶いた片栗粉の上を走れる)。
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN
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